Catalyst Browse
2022 年 6 月
目次
この文書は、以下のトピックで構成されています。
Catalyst Browse をご使用いただき、ありがとうございます。この文書には、Catalyst Browse のインストール方法と使用方法に関する情報が記載されています。
バージョン 2022.1 での主な不具合解消/変更
- Cine EI ワークフローがサポートされました。
- [色の調整]ワークスペースに [EI モード] を制御する UI が追加され、露光指数をメタデータに基づいて自動適用、または手動で適用することが可能になりました。
- ファイルに LUTメタデータが埋め込まれている場合、 [参照]ペインに バッジが表示され。
- [色の調整]ワークスペースに [LUT モード] を制御する UI が追加され、LUT をメタデータに基づいて自動適用、または手動で適用することが可能になりました。
- レンズブリージング補正のサポートが追加されました。
レンズブリージング補正は将来リリースされるカメラで対応予定です。
レンズブリージング補正と手ブレ補正の両方が有効になっている場合、Catalyst によるレンズブリージング補正の効果は、カメラ内の補正機能と比べて弱くなることがあります。[プレビュー]ペインで元のクリップと補正後のクリップを確認し、クリップ補正結果をエクスポートする前に必要に応じて、[手ブレ補正モード]または[補正モード]を[オフ]に設定してください。
- [クリップ設定]の [マスキング率] ドロップダウン リストで選択できる対応アスペクト比の種類が増えました。Sony 製カメラのアスペクト マーカーがサポートされており、クリップを回転しても維持されます。
- PDF または CSV 形式のクリップ カタログ作成がサポートされました(Catalyst Browse ではクリップ数が 3 個までの制限があります)。
- 8K XAVC HS Long 422 クリップのプレビュー表示がサポートされました。
- XAVC S(LPCM 48kHz、24 ビット、4 チャンネル オーディオ)形式へのトランスコードがサポートされました。
- [メタデータ]および[色調整]ペインにある Rec.709 および S-Gamut クリップ用の[色空間]表示を修正しました。
- 一部の破損した MP4 ファイルを開こうとすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 起動中にアプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
- 複数のクリップをドラッグすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- Catalyst Browse の外部で削除されたクリップを選択するとアプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 一部の XAVC HS プロキシ― クリップをプレビューしたときに、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性、またはフレームの上部に緑色の線が表示される可能性があったバグを修正しました。この問題はプレビューのみに影響するもので、ソース クリップや、レンダリングされる出力には影響しないものでした。
- DNxHD クリップを含むフォルダに移動すると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました(Windows のみ)。
- [Sony Professional Disc のパーティションを作成] チェック ボックスが選択されたときに XDCAM 形式へのトランスコーディングに不具合が生じる可能性があるバグを修正しました。
- クリップのローディング中に [分析] ボタンを選択したときに[手ブレ補正]ワークスペースが正しく表示されないバグを修正しました。
バージョン 2021.1 での主な不具合解消/変更
- 3D LUTのエクスポート機能が次のように改善されました。
- どのソース色空間についても 3D LUTのエクスポート機能が使用可能になりました。
- 3D LUT ファイルを、DaVinci Resolve または Adobe Premiere Pro 用の 3D LUT(NLE .cube)形式、またはハードウェア LUT ボックス用の 3D LUT(SDI/SMPTE .cube)形式でエクスポートするために必要なサポートが追加されました。
- 3D LUT(NLE .cube)形式でエクスポートする際には、[拡張 S-Log 入力範囲]チェック ボックスを選択して[IRIDAS/Adobe]または[DaVinci Resolve]を選択し、実行先エディタ用の入力範囲に関する情報を含めることができます。
- [色設定をエクスポート]ダイアログに、標準(33x33x33)LUT か高精度(65x65x65)LUT のいずれかでの保存を可能にする[精度]チェック ボックスが追加されました。
- [インスペクタ]の[メタデータ]ペインにあるエッセンス マーク形式のサポート機能が強化されました。
- OpenCL/OpenGL 相互運用コントロールが[オプション]ペインに追加されました。
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OpenCL デバイスと OpenGL デバイスがレンダリング対象のフレームを共有できるようにするには、[パフォーマンス]を選択します。大半の状況では再生パフォーマンスが最適化されるため、この設定の使用をお勧めします。
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レンダリングされるフレームに劣化か乱れがみられる場合は、[互換性]を選択して相互運用をオフにします。
- AXS-AR3 AXS Memory Thunderbolt カード リーダーのサポート機能が追加されました。
- [インスペクタ]の[ファイル]タブにあるビット レート メタデータ ディスプレイが、クリップのビット レートがより正確に表示されるよう改善されました。
- 手ブレ補正のメタデータが改善されました。クリップに手ブレ補正のメタデータが十分に含まれていない場合、手ブレ補正アイコンは表示されません。
- 起動時にアプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
- macOS 10.15(Catalina)以降で ProRes 4444 クリップが読み込まれないバグを修正しました。
- セカンダリ ビデオ プレビュー ウィンドウを最大化したときにアプリケーションがフリーズするバグを修正しました(macOS のみ)。
- Intel Ice Lake CPU でクイック シンク ビデオを使用して 8K AVC クリップをロードしているときにアプリケーションがフリーズするバグを修正しました(Windows のみ)。
- クイック シンク ビデオが有効になっている Intel CPU を使用してクリップをデコードするときにフレームがドロップまたは反復されるバグを修正しました(Windows のみ)。
- クイック シンク ビデオが有効になっている Intel CPU を使用して XAVC S クリップをトランスコードするときにフレームがドロップされるバグを修正しました(Windows のみ)。
- [出力色空間]または[プレビューの色空間]の一部の設定で Rec.709 クリップを Rec.2020/HLG にエクスポートできないバグを修正しました。
- [エクスポート]ペインで[マーク イン/アウト ポイントを使用]チェック ボックスを使用しているときにマーク イン/アウト ポイントとレンダリング ファイルの長さが一致しないバグを修正しました。
- [オプション]で[サムネイルの表示]スイッチをオフにした後にサムネイルが表示されるバグを修正しました。
- Intel Iris グラフィックスを使用しているシステムで手ブレ補正したクリップをエクスポートするときに画像が乱れるバグを修正しました。
- [クリップの補正](以前の[手ブレ補正])ワークスペースをダブルクリックすると、アプリケーションでワークスペース終了通知が誤って表示される可能性があったバグを修正しました。
- コピー元のクリップが不連続なタイムコードを持つ場合に[マーク ポイント間のみをコピー]をオンにすると、コピー先のクリップでタイムコードが不正確になるバグを修正しました。
- 一部のクリップでロール方向のカメラのブレが正しく補正されないバグを修正しました。
- 一部のケースでクリップの手ブレ補正における OpenGL バージョンチェック警告が表示されないバグを修正しました。
- 間違ったフォルダ アイコンが表示されるバグを修正しました。
- 設定をエクスポートする前に[リセット]ボタンをクリックした場合に色設定がエクスポートされないバグを修正しました。
バージョン 2020.1 での主な不具合解消/変更
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XAVC S(AVC)/XAVC HS(HEVC)メディアのサポートが追加されました。
注:
- XAVC SおよびXAVC HS再生がスムーズでない場合、[すべてのフレーム]再生設定を使用することを推奨します。トランスポートコントロールの左側にある[再生設定]ボタンをクリックして、[再生設定]コントロールを表示し、[全てのフレーム]ボタンをクリックします。
- XAVC HS再生には、特定のハードウエアが必要です。詳しくは、「動作環境」を参照してください。
- XAVC HS再生には、カメラモデル番号とシリアルナンバーを使用してオンライン アクティベーションが必要です。モデル番号とシリアル番号は通常、提供された保証書、箱、または製品の背面、底面、または内部に記載されています。入力されたモデル番号とシリアルナンバーは、ライセンス管理のためのみに使用され、第三者に提供されることはありません。
- クリップがフラグメタデータ(以前インスペクタペインでステータスとラベル付けされていた)の場合、OK、NG(no good)、または保持を示すインジケータが[ブラウザ]モードで表示されます。
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クリップ サムネイルおよびプレビューにおいてクリップ回転メタデータのサポートが追加されました。
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インスペクタ パネルの[ファイル]タブで、画像回転メタデータの表示のサポートが追加されました。
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メディアブラウザ上でのクリップのフィルタリング機能が追加されました。ファイルの種類、ファイルフォーマット、作成日、またはフラグメタデータを使用したクリップのフィルタリングが可能です。
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48kHz, 24-ビット, 4チャンネルオーディオのXAVC Sクリップの読み込みとプレビューのサポートが追加されました。
- メタデータ使用によるXAVC、XAVC S、およびXAVC HSクリップの手ぶれ補正のサポートが追加されました。
注:
- 手ブレが大きい映像に対して、デフォルト値よりも大きなトリミング比を使用して手ブレ補正した場合、画面端に黒い領域が表示される可能性があります。デフォルト値に近い値で調整することを推奨します。デフォルト値に近い値で調整することを推奨します。スライダ ハンドルをダブルクリックして、設定をデフォルトにリセットすることができます。
- 4K ビデオのスタビライズ処理では、モニタに接続される OpenGL 4.1 をサポートする GPU が必要になります。4K クリップのスタビライズ処理には、6 GB の GPU メモリをお勧めします。詳しくは、「動作環境」を参照してください。
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PZW-4000のFTPを介してSxSおよびUSBストレージでのXDROOTフォルダー内のクリップの書き込み、名前変更、および削除のサポートが追加されました。
注:PZW-4000 上の SxS メディアおよび USB ストレージへのクリップリストの書き込み、名前変更、削除はサポートされません。
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MXF クリップのコピー中に Catalyst が新しいノンリアルタイム メタデータを作成する際に、不連続なタイムコードとエッセンスマークを保持したノンリアルタイム(NRT)メタデータを作成するためのサポートが追加されました。
注:ソースクリップにノンリアルタイム メタデータが含まれている場合、新しいNRTメタデータは作成されません。
- 完全修飾ドメイン名を使用してFTPデバイスに接続するためのサポートが追加されました。
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長整数型のISO感度とエクスポージャー インデックスのメタデータを読み込むためのサポートが追加されました。
- macOS 10.15(Catalina)のサポートが追加されました。
- NVIDIA GPUでレンダリングする際のクリップの手ぶれ補正の処理時間が改善されました。
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Intel GPUが搭載されている一部のシステムにインストールした後、アプリケーションが起動しない可能性があったバグを修正しました。
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無効なノンリアルタイム メタデータを含むMXFファイルを読み取ろうとすると、起動時にアプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
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色を調整したの後に[色調整]ワークスペースからアプリケーションを閉じると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
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一部のMXFクリップが正しく読み込まれなかったバグを修正しました。
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NVIDIA GPUが搭載されているmacOSシステムで再生またはサムネイル画像の破損を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
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NVIDIA GPUが搭載されているシステムでの再生時に、アプリケーションのハングを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
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[クリップの手ブレ補正]ワークスペースからクリップをエクスポートする時に、カラーバンディングの発生を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
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1920x1080iの解像度に設定された外部モニターを使用すると、クリップの手ブレ補正の失敗を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
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AMD GPUが搭載されているシステムでのクリップの手ブレ補正時に、水平ノイズが発生する可能性があったバグを修正しました。
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[エクスポート]ペインの[エンコード モード]ドロップダウン リストから[エンコーディング速度を最適化]を選択したときに、一部のレンダリング形式で映像が乱れるバグを修正しました。
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XDROOTフォルダー内のクリップの名前を変更しようとすると、エラー発生を引き起こしたバグを修正しました(macOSのみ)。
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プロキシファイルのメタデータを編集し、プロキシクリップをデバイスにコピーして戻した後、メタデータが更新されなかったバグを修正しました。
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SonyのデッキからリモートサーバーにFTPを介してコピーする時に、コピーの失敗を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
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[マーク イン/アウト ポイントを使用]チェックボックスが選択されている際にX-OCN 4096x1716 50P/59.94P 4K 2.39:1クリップをコピーすると、コピーの失敗を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
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MP4 / MOVメディアの誤ったタイムコード情報を報告する可能性があったバグを修正しました。
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[手ブレ補正]ワークスペースで[ループ再生]ボタンが正しく機能しないバグを修正しました。
バージョン 2019.2.2 での主な不具合解消/変更
- デュレーションが長いクリップを手ブレ補正する場合にレンダリングが失敗する可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2019.2.1 での主な不具合解消/変更
- NVIDIA GPU が搭載されているシステムでの再生時に、アプリケーションのハングを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- レンダリングされた XDCAM ファイルでストリーム エラーを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2019.2 での主な不具合解消/変更
- メタデータ使用による FX9 クリップの手ブレ補正のサポートが追加されました。
注:
- 手ブレが大きい映像に対して、デフォルト値よりも大きなトリミング比を使用して手ブレ補正した場合、画面端に黒い領域が表示される可能性があります。デフォルト値に近い値で調整することを推奨します。デフォルト値に近い値で調整することを推奨します。スライダ ハンドルをダブルクリックして、設定をデフォルトにリセットすることができます。
- 4K ビデオのスタビライズ処理では、モニタに接続される OpenGL 4.1 をサポートする GPU が必要になります。4K クリップのスタビライズ処理には、4 GB の GPU メモリをお勧めします。詳しくは、「動作環境」を参照してください。
- クリップのエクスポートのワークフローが向上しました。
- [オプション] > [カラー マネージメント]における[SDR ゲイン]コントロールのスケールが更新されて、-15.0 dB ~ 0 dB(0.1 dB 刻み)の範囲を使用できるようになりました。この変更により、HDRC-4000 HDR プロダクション コンバーター ユニットを使用した HDR-to-SDR 変換を一貫して行えるようになりました。
- VENICE X-OCN 4K 2.39:1 ファイルのサポートが追加されました。
- アプリケーションの起動時間が短縮されました。
- メモリが PZW-4000 によって使用されている間にクリップを SxS メモリに移動した場合に、アプリケーションが応答しなくなる可能性があったバグを修正しました。
- ファイル拡張子が小文字のファイルを FTP を介して Sony デッキに転送するときに、ファイル転送に失敗する可能性があったバグを修正しました。
- アプリケーションを終了するときに、場合によってはクリップ リストの変更が保存されない可能性があったバグを修正しました。
- 0 以外の[濃淡]メタデータ値を持つ X-OCN クリップと XAVC クリップの出力が不正確になる可能性があったバグを修正しました。
- 不連続なタイムコード インジケータが、クリップの先頭で正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。
- [元のクリップをアップロード]を選択した状態で Ci ワークスペースにアップロードする場合、[共有]ペインで[アップロード]ボタンが使用できなくなる可能性があったバグを修正しました。
- 日本語版の macOS 10.14(Mojave)を実行している場合、ユーザー インターフェイスのテキストの線が細く表示されてしまう可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2019.1 での主な不具合解消/変更
- インスペクタの[ファイル]タブの [MXF ファイル スタイル]項目に、選択した MXF クリップが growing クリップであるか、閉じられたクリップであるかが表示されるようになりました。
- VENICE RAW/X-OCN ファイルのサポートが追加されました。
- [クリップ設定]メニューに新しい[アナモフィック デスクイーズ]と[マスキング率]が追加されました。
- ソース色空間の[変換形式]ドロップダウン リストが[S-Gamut3/S-Log3]または[S-Gamut3.Cine/S-Log3]に設定されており、[作業色空間]ドロップダウン リストが[Rec.709]または[Log]に設定されている場合の s709 LUT ルック プロファイルのサポートが追加されました。
- ホワイト バランスの調整([色の調整] >[ソース設定] >[温度]および[濃淡])が Sony 製カメラとの互換性を確保するように変更されました。
- DPX および OpenEXR 形式にトランスコーディングする場合のフル解像度とハーフ解像度のレンダリング プリセットが追加されました。
- [コピー]ペインに[ソース UMID を維持する]チェック ボックスが追加されました。FTP を介して Sony デッキにコピーするときにクリップの UMID(Unique Material Identifier)を維持する必要がある場合は、このチェック ボックスをオンにしてください。
- ProRes クリップの Rec.2020/HLG と Rec.2020/PQ のメタデータを読み取るサポートが追加されました。
- インスペクタの[ファイル]タブに、選択されたクリップの[カラー プライマリ]と[コーディング計算式]メタデータが表示されるようになりました。
- インスペクタの[ファイル]タブに、選択したクリップの NRT メタデータ(ノンリアルタイム メタデータ)が存在するかどうかが表示されるようになりました。
- 少なくとも 2 GB のシステム メモリと 6 つの CPU コアを使用できる場合に、Sony XAVC Long 形式にレンダリングするときのエンコーディング速度が向上しました。
- オーディオ処理が改善されて、ステレオからモノラルまたはマルチチャンネル フォーマットにトランスコードするとき、オーディオ レベルが維持されるようになりました。
- 一部の NVIDIA GPU の使用時に、[エンコード モード]ドロップダウン リストで[エンコーディング速度を最適化]が選択されたときのトランスコーディング パフォーマンスが向上しました。
- [作業色空間]ドロップダウン リストが[Rec.709]に設定されている場合、[色の調整]ワークスペースの[変換形式]ドロップダウン リストが、デフォルトで HDR ソース クリップの[709(800)]ハイパーガンマになるので、デフォルト プレビューが白っぽくなったり黒くなったりしなくなりました。
- クリップが CIFS を介して正常にコピーされない可能性があったバグを修正しました(Windows のみ)。
- FTP/FTPS デバイスから複数のクリップを削除しようとしても、正しく削除されない可能性があったバグを修正しました。
- FTP/FTPS デバイス上でクリップの名前を変更すると、メタデータがインスペクタに正常に表示されない可能性があったバグを修正しました。
- [マーク ポイント間のみをコピー]チェック ボックスをオンにしてコピーすると、クリップがカメラ上で正常に再生されないバグを修正しました。
- Professional Disc ボリュームから選択された複数のクリップをトランスコードできないバグを修正しました。
- [マーク イン/アウト ポイントを使用]をオンにしてトランスコードすると、一部の事例でサマリー メタデータが廃棄される可能性があったバグを修正しました。
- メディア変更後、SD カードのファイルで黒いサムネイル画像とビデオが表示される可能性があったバグを修正しました。
- MXF クリップを AVC/AAC フォーマットにエクスポートした後に、サムネイル画像が破損してしまう可能性があったバグを修正しました。
- [プロキシ クリップを使用してプレビュー]がオンの場合に、Professional Disc ボリュームからトランスコードすると、不正確なレンダー プリセットが表示される可能性があったバグを修正しました。
- 一部の事例で、ProRes クリップをプレビューする際に、オーディオが出力されない可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2018.2 での主な不具合解消/変更
- 波形およびヒストグラム モニタに、0% と 100% でのクリッピングではなく、全範囲(-7.3% ~ 109.1%)が表示されるようになりました。0 ~ 100% より外側のエリアは、ヒストグラム モニタにグレーで表示されます。全範囲の色は、外部モニタのプレビューや Rec.709/Rec.2020 への HDR レンダリングでもサポートされます。
- [コピー]ペインに[Sony Professional Disc のパーティションを作成]チェック ボックスが追加されて、セグメント化したボディ パーティションがある XDCAM ファイルをコピーできるようになりました。
- [コピー]ペインに[Segmented Body Partitions の作成]チェック ボックスが追加されて、セグメント化したボディ パーティションがある XAVC Intra および XAVC Long ファイルをコピーできるようになりました。
注:セグメント化したボディ パーティションで作成されたファイルは、一部の Sony 製のカムコーダ、デッキ、またはサーバーで正しく認識されない場合があります。
- [インスペクタ]ペイン([インスペクタ]>[メタデータ]>[ファイル]>[メディア])に、[MXF パーティション スタイル]([1 つのボディ パーティション]または[セグメント化したボディ パーティション])を表示するサポートが追加されました。
- [リモート サーバーの追加]ダイアログに[プロトコル]ドロップダウン リストが追加されて、[FTPS(Explicit モード)]または[FTP]を選択できるようになりました。
- DXVA2 デコードを使用した NVIDIA GPU での AVC/H.264 クリップの DXVA2 デコードのサポートが追加されました。サポートしているコンピュータを使用すると、AVC/H.264 ビデオ ファイルのデコードにおいて処理性能が向上します。
- 再生設定を[速度]または[リアルタイム]に設定した場合に、QFHD 以上の解像度と 50p 以上のフレーム レートを使用した XAVC Long 422 クリップの再生パフォーマンスが改善されました。このモードでは、フレーム レートの維持に必要な場合はフレームがスキップされます。
- MainConcept エンコーダを使用してレンダリングされた XAVC クリップで、ビデオ ストリームの HLG および PQ メタデータが正しく維持されるようになりました。
- [キャプチャ ガンマ式]メタデータ フィールドでの[Cinematone 1]または[Cinematone 2]の表示のサポートが追加されました。
- [トランスコード ツール]の[設定の保存]スイッチが削除されました。
- サムネイル画像のロード機能をオフにして、FTP デバイスのパフォーマンスが向上しました。
- Intel ビデオ処理デバイスを使用すると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 不正な形式のメタデータを含んでいる一部の AVC クリップを開こうとすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 24 または 32 チャンネル オーディオを含んでいる XAVC Intra クリップを開こうとすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- マウントされた NAS デバイスに別のユーザーが接続した場合に、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
- 一部の HD 解像度クリップを QFHD XAVC Intra または XAVC Long フォーマットにトランスコードする際に、黒フレームが表示される可能性があったバグを修正しました。1 GB 以下の GPU メモリを搭載したシステムまたは Intel GPU と 1,536 MB 以下の GPU メモリを搭載した macOS システムでは、高画質デインタレースを利用できなくなったことにご注意ください。
- クリップのコピー後、正しくロードされない可能性があったバグを修正しました。
- [色調整]を[すべて]に、[色空間の出力]を[プレビューと同じにする]に変更すると、[エクスポート]ペインで[形式]および[レンダリングのプリセット]ドロップダウン リストの設定が使用できなくなる可能性があったバグを修正しました。
- 一部のファイル タイプでソースの色空間が正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。
- HD 外部ビデオ モニタで QFHD ソースをプレビューすると、外部プレビューのブラーが発生する可能性があったバグを修正しました。
- HD 外部モニタ上で QFHD クリップが正しいアスペクト比で表示されない可能性があったバグを修正しました。
- 場合によっては[エクスポート]ペインの[出力色空間]設定が間違って[プレビューと同じにする]に設定される可能性があったバグを修正しました。
- リニア ガンマを示す RAW 以外のビデオ ファイルで間違ったカラー マネジメントを引き起こすバグを修正しました。
- EDL へのインポート後、[最適な一致]レンダリング プリセットで誤った解像度が使用される可能性があったバグを修正しました。
- EDL のトランスコーディング中に、[フリップおよびストレッチの設定を使用する]チェックボックスが使用できなくなる可能性があったバグを修正しました。
- 一部の MXF ファイルでマーク イン/アウト ポイントまたはサマリーおよびマーク ポイント メタデータに加えた編集を保存できない可能性があったバグを修正しました。
- HDR クリップを YUV SDR 形式にトランスコーディング中に劣化が発生する可能性があったバグを修正しました。
- クリップのカメラ ISO と EI が同じでない場合、誤った出力の可能性があったバグを修正しました。
- ファインダーでクリップが開けなかったバグを修正しました(macOS のみ)。
- クリップをトランスコードする際の残り時間の推定精度が向上しました。
- 検索結果を検索対象のフォルダーに制限できない可能性があったバグを修正しました。
- 一部の設定を変更する際に、[オプション]で意図しないスクロールを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 24 ビットのビッグ エンディアン形式のオーディオに歪みが発生する可能性があったバグを修正しました。
- フォルダーの参照時にディレイが発生する可能性があったバグを修正しました。
- セカンダリ プレビュー ウィンドウを有効にすると、[オプション]メニューが正しく表示されない可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
バージョン 2018.1 での主な不具合解消/変更
- [エクスポート]ペインに[Sony Professional Disc のパーティションを作成]チェック ボックスが追加され、セグメント化したボディ パーティションがある XAVC Intra、XAVC Long、および XDCAM ファイルをレンダリングできるようになりました。
注:セグメント化したボディ パーティションで作成されたファイルは、一部の Sony 製のカムコーダ、デッキ、またはサーバーで正しく認識されない場合があります。
- 色空間の選択、色調整の適用、および色調整付きクリップのトランスコードを行うカラー マネジメント ワークフローが改善されました。
- [オプション]に複数のカラー マネジメント設定がまとめられました。[グレード イン]が[作業色空間]に変更され、[色空間の表示]設定が[プレビューの色空間]および[外部モニタの色空間]に変更されました。
- [色の調整]モードで、[インスペクタ]ペインに[プレビューの色空間]と[外部モニタの色空間」(外部モニタが有効な場合)が表示されるようになりました。選択された色空間が、ソース色空間に対応しておらず、エクスポートできない場合は、警告が表示されます。
- 色調整付きクリップをエクスポートする場合、トランスコードされたクリップがプレビューと一致するように、[出力色空間]が[プレビューの色空間]または[外部モニタの色空間]に基づいて指定されるようになりました。
- 色調整付きクリップをエクスポートする場合、出力形式とトランスコード プリセットは、選択されている出力色空間でサポートされているものに限定されます。
- クリップのトランスコードやフラッシュバンドの補正を行う際に、保存されていたトランスコード設定が適用されるようになりました。
- [トランスコード ツール]の[設定の保存]スイッチが、デフォルトでオンになりました。
- [参照]モードのファイル参照ダイアログで、[お気に入りフォルダ]、[デバイス]、および[最近使用したフォルダ]のヘッダーを展開したり折りたたんだりできるようになりました。
- クリップをコピーする際の残り時間の推定精度が向上しました。
- 一部の AVC クリップを再生する際のパフォーマンスが改善されました(macOS のみ)。
- Sony Ci にアップロードする際にユーザー名/電子メールとドメインを使用したログイン方法をどちらも使用できるようになりました。
- [ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストで[Intel HD Graphics 4000]を選択した場合に、セカンダリ ウィンドウでクリップをプレビューするとアプリケーションがクラッシュするバグを修正しました。
- DPX 形式または OpenEXR 形式にエクスポートする場合に、既存のファイルの置換を促すメッセージが表示されたときに[既存のファイルを保持]をクリックしてもファイルが上書きされるバグを修正しました。
- 一部の macOS コンピュータで AVC 8 ビット 4:2:0 クリップを表示およびレンダリングするときに、ビデオ レベルが不正確になるバグを修正しました。
- [ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストで[CPU]を選択した場合に、色補正コントロールを調整すると、再生のズーム率が予期せず変更されてしまうバグを修正しました。
- XAVC Intra HD クリップのコピー時に、[マーク ポイント間のみをコピー]設定が無視されるバグを修正しました。
- [色の調整]ワークスペースで[プレビュー]設定を[適用前]と[適用後]に切り替えたときに、ビデオ プレビューに黒フレームが表示されるバグを修正しました。
- [ソース]色空間設定を変更すると、[色の調整]ワークスペースで[変換先]設定が正しく反映されない可能性があったバグを修正しました。
- macOS 上で一部の MOV クリップを再生しようとすると、再生パフォーマンスが低下し、メモリが過剰に消費されるバグを修正しました。
- [色の調整]ワークスペースで RAW クリップの露出指数値が正しく表示されないバグを修正しました。
- クリップの選択を変更すると、[エクスポート]ペインに[出力色空間]設定が正しく表示されないバグを修正しました。
- Sony Ci にアップロードしたときに、[共有]ペインにユーザーのログイン ステータスが正しく表示されないバグを修正しました。
- トランスコードを行い、Sony Ci にアップロードしたときに、前回のユーザーのレンダリング設定が適用されないバグを修正しました。
- macOS 上で一部の H.264 .mov クリップが 2 倍速で再生されるバグを修正しました。
- EDL をエクスポートするか、またはフラッシュ バンドを補正し、[トランスコード先]ダイアログの中央の空白部分をクリックしたときに、[エクスポート]ボタンが使用できなくなるバグを修正しました。
- EDL の一部のクリップが正しくリンクされないバグを修正しました。
- [エクスポート]ペインで[ファイル名の変更]を選択し、[番号付け]ドロップダウン リストで[2 桁]または[3 桁]を選択したときに、クリップの番号付けが正しく行われないバグを修正しました。
- [エクスポート]ペインで[ファイル名の変更]を選択したときに、選択した形式ではなく最後に使用した形式でクリップがレンダリングされるバグを修正しました。
- クリップが[EDL のインポート]ダイアログに表示されるバグを修正しました。
- 分割画面プレビュー モードで、[色の調整]ワークスペースの分割ラインをダブルクリックしたときに、分割位置がリセットされないバグを修正しました。
- オプションで[ビデオ処理デバイス]を[CPU]に設定して SD MXF をプレビューする場合に、誤ったアスペクト比が適用される可能性があったバグを修正しました。
- [ビデオ処理デバイス]が[CPU]または[GPU]に設定されていると、MPEG2 クリップで色の変化を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- ProRes 422 クリップのソースの色空間が正しく識別されないバグを修正しました。
- 一部のコンピュータで、起動/登録時にアプリケーションがハングする可能性があります。グラフィック ドライバを更新すると、アプリケーションを正常に起動できるようになります。
- スパンされた AVCHD クリップにおいて、クリップ間のトランジションをプレビューすると、オーディオとビデオにノイズが生じることがあります。スパンされている AVCHD クリップのトランスコードは実行できません。これらを使用する前にローカル ドライバにクリップをコピーすることをお勧めします。
- ASC-CDL(.cdl)ファイルを既知のフォルダ構造に保存すると、このファイルが[ASC-CDL のロード]ダイアログに表示されません(XAVC、XDCAM ボリュームなど)。ASC-CDL ファイルを標準フォルダなどの一般的な場所に保存すると、これらをロードできるようになります。
- 4K メディアのシステム要件を満たしていないシステムで 4K クリップを再生すると、ビデオのプレビューにノイズが表示されることがあります。
- Windows 上で exFAT でフォーマットされた SxS カードにトランスコードすると、トランスコード パフォーマンスが低下する可能性があります。
- 一部のシステムでは、Intel HD Graphics Driver for Windows 8.1 バージョン 10.18.15.4279 を使用すると、トランスコードが失敗する場合があります。Intel から最新ドライバをダウンロードして使用してください。
- EDL ワークスペースで EDL が既に開いているときに EDL を開くと、正しくトランスコードされない場合があります。参照または表示モードに切り替えてから EDL を再度開くと、正常にトランスコードされます。
- [EDL インポート]ワークスペースが開いているときに「Ci へアップロード」機能を使用すると、ロードされた EDL ではなく、参照または表示モードで最後に選択したファイルが Ci にアップロードされます(macOS のみ)。
- Blackmagic Design SDI または UltraStudio デバイスを通じて外部モニタを使用する場合は、Blackmagic Design Desktop Video 10.1.1 以降のバージョンが必要です。
- 高解像度のクリップをプレビューする際にスムーズに再生されない場合は、[ビデオ プレビュー]ウィンドウにある拡大鏡をクリックし、プレビューの解像度を下げてください。
- [リレー クリップの結合]コマンドを使用してリレー クリップではないクリップを結合すると、誤ったタイムコードが生成される可能性があります。
- 複数の GPU を搭載した(AMD GPU × 1 と、Intel または NVIDIA GPU × 1)一部の Windows 10 システムで Catalyst アプリケーションがクラッシュする可能性があります。AMD GPU ドライバの最新情報を確認してください。http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/AMD-Radeon-Software-Crimson-Edition-16.1-Hotfix-Release-Notes.aspx を参照してください。
- SxS カードをフォーマットする必要がある場合は、Memory Media Utility を使用してください。
- XDCAM Professional Disc ボリュームをフォーマットまたはファイナライズする必要がある場合は、XDCAM Drive Software を使用してください。
- EDL をインポートすると、スペース キーでの再生の開始/停止が機能しなくなります。また、JKL キーでのシャトル再生が機能しなくなります。
- クリップ リストまたは選択された複数のクリップを操作する場合、インスペクタの[開始時刻]値がカーソル位置のタイムコードと一致しない場合があります。
- 一部の MP4 クリップを読み取ろうとすると、起動時にアプリケーションがクラッシュする可能性があります。以下の説明に従ってアプリケーションのユーザー設定をリセットすると、最後に表示したフォルダをリセットし、アプリケーションを正常に起動できるようになります。
- アプリケーションのユーザー設定をデフォルト値にリセットする場合は、[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながらアプリケーション アイコンをダブルクリックします。アプリケーションを起動すると、すべてのユーザー設定のリセットを求めるメッセージが表示されます。
- クリップ リストとそのクリップを FAM を介して XDCAM デバイスにコピーするときに、クリップの UMID データが書き換えられてしまいます。そのため、メディア リンクが破損して、コピー操作に失敗します。
- 大きくなる MXF クリップを FTP を介して PDW-HD1500 にコピーしようとしても、失敗する可能性があります。
- XDCAM Station または Professional Disc ボリュームから MXF クリップを表示した場合に、Catalyst Prepare で sidecar.xml からメタデータが読み込まれるようになりました。これにより、パフォーマンスは向上しますが、インスペクタで表示されるメタデータのセットが縮小される可能性があります。
- ファイル名にバックスラッシュ(\)が含まれているクリップをプレビューすると、「メディアはオフラインであるか、見つからないか、サポートされていません。」というエラー メッセージが発生するおそれがあります(macOS のみ)。
- 無効なライセンス ファイルのため Catalyst Browse が起動に失敗した場合、次回アプリケーションの起動時に正しいライセンス ファイルが選択されるようアプリケーションのユーザー設定をリセットすることができます。
- Windows:アプリケーションが起動する間、[Shift]キーと[Windows]キーを押したままにします。
- MacOS:アプリケーションが起動する間、[Shift]キーと[Command]キーを押したままにします。
- macOS 10.13(High Sierra)を実行している一部のコンピュータで、セカンダリ ウィンドウを有効にした状態でクリップをプレビューすると、表示に一貫性がなくなったり、ハングやクラッシュが発生したりする場合があります。
- macOS 10.13(High Sierra)を実行している場合、Professional Disc および Optical Disc Archive ボリュームにアクセスできません。デバイス ドライバ更新のリリース時に、サポートが有効になります。XDCAM Drive Software および Optical Disc Archive Software の最新情報については、https://www.sonycreativesoftware.com/download/software_for_sony_equipment を確認してください。
- macOS High Sierra(10.13)で破損したビデオ プレビューや再生パフォーマンスの低下に気付いたら、最新の High Sierra アップデートをインストールしてシステムが最新のグラフィック ドライバを使用していることを確認してください。
- XAVC Intra、XAVC Long、および XAVC S 形式にトランスコードする際、一部の Windows PC でエラーが発生する場合があります。この問題は、Windows Update を実行するか、Microsoft Visual C++ 2017 Redistributable を手動でインストールすることで解消されます。
- スパンされた AVCHD クリップをプレビューするときに、クリップ間のトランジションにブロッキング ノイズが生じることがあります。[リレー クリップの結合]コマンドを使用すると、新しいクリップの再生時にこのノイズは生じません。
- クリップをまだロードしている間にクリップを削除しようとすると、Professional Disc ボリュームからのクリップの削除に失敗する可能性があります。メインの[ビデオ プレビュー]ウィンドウまたはインスペクタの[プレビュー]ウィンドウに[ロード]アイコンが表示されていないことを確認した後、クリップの削除を再度試みてください。
- Enterprise Email(SSO)アカウントを使用して Ci ワークスペースにログインしようとすると、正常にログインできません。この問題について、現在鋭意調査中です。
- [オプション]の[ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストからいずれかの NVIDIA GPU を選択すると、場合によっては macOS コンピュータの再生性能が低下する可能性があります。この場合、[ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストから Intel GPU を選択してください。
- NVIDIA GPUが搭載されている一部のコンピューターでは、[ヒストグラム]ウィンドウと[スコープ]ウィンドウで点滅が発生する可能性があります。最新のNVIDIAドライバーに更新してください。
- 録画中にレンズを取り外して再度取り付けた場合、MP4クリップのクリップの手ブレ補正に失敗する可能性があります。
- Catalyst 2020.1 またはそれ以前からのアップグレードの場合、IntelGPU が搭載されている一部のシステムでアプリケーションが起動しない場合があります。これが発生した場合は、以下を試してください。
- 最新の Intel GPU ドライバーをインストールします(同じバージョンを再度インストールしても問題は解決しません)。
- Intel SDK for OpenCL をアンインストールします。
- [スタート]メニューを開いて[設定]ボタンをクリックします。
- [設定]メニューから[アプリと機能]を選択します。
- [このリストを検索]と表示されたボックスに「OpenCL」と入力します。
- 検索結果に「Intel SDK for OpenCL」が表示された場合は、それを選択してアンインストールします。
- 上記のコンポーネントをアンインストールした後、Catalyst Browse を再び起動してみます。
- Intel GPU を使用してクリップを手ブレ補正するとき、一部のユーザー インターフェース要素が白で表示される場合があります。この問題は、最新の Intel GPU ドライバーに更新することで改善できます。この問題が発生しても、手ブレ補正したクリップのレンダリング出力は影響を受けません。
- 一部の XAVC HS プロキシ― クリップをプレビューしたときに、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性、またはフレームの上部に緑色の線が表示される可能性があります。この問題はプレビューのみに影響するもので、ソース クリップや、レンダリングされる出力には影響しません。次のいずれかの方法で、問題を回避できます。
- [オプション]で [プロキシ クリップを使用してプレビュー] を取り消します。
- [再生設定]コントロールを表示するには、トランスポート コントロールの左側にある [再生設定] ボタンをクリックし、次に [品質] または [すべてのフレーム] ボタンをクリックします。
- インストール後にアプリケーションを初めて起動させたときに Intel クイック シンク ビデオが正しく初期化されな場合があります。アプリケーションを終了させたうえで改めて起動すると、クイック シンク ビデオが想定とおりに稼働します。
- macOS Catalina を用いている一部のシステムでは、OpenCL フレームワークでのリグレッションにより、Catalina セキュリティ アップデート 2021-002 (19H1030) のインストール後にサポートされたメディアが表示されない場合があります。セキュリティ アップデート 2021-003 (19H1217) 以降のアップデートでは、こうした挙動は見られません。その後のアップデートをインストールしても問題が解消しない場合には、セキュリティ アップデート 2021-002 (19H1030) をロールバックしたうえで、2021-003 (19H1217) 以降のアップデートをインストールしてください。
- 一部の GPU 設定を搭載した Windows システムでは、Catalyst 2021.1 以前でレンダリングされた XAVC S クリップのプレビューで、Catalyst アプリケーションでビデオ再生が歪んで表示されることがあります。レンダリングされるビデオ エッセンスに問題はなく、歪みはCatalyst アプリケーションでの再生に限定されます。Catalyst 2022.2 でクリップを再レンダリングすれば、この問題が解消されます。
- XAVC S Long 422 S-Log2 または S-Log3 カラースペースを用いてクリップをエクスポートすると、一部の NLE ではビデオレンジとしてクリップを認識する可能性があり、プレビュー画像の色が拡張して表示される可能性があります。入力レンジ設定をもつ NLE (DaVinci Resolve の新バージョンなど) においては、レンジ設定を[フル]に設定すれば、プレビュー画像の色が拡張されなくなります。これ以外の方法として XAVC S Intra 422 または XAVC S Long (420)を使用することができます。
- 初めてアプリケーションを起動した場合、UI テキストが崩れて表示される場合があります。アプリケーションを一度終了して再起動することで、テキストが正しく表示されるようになります。
- フレーム画像に非常に激しい変化がある場合、XDCAM MPEG HD422 50 Mbps フォーマットへのレンダリングが途中で停止する可能性があります。この問題は XDCAM MPEG HD 35 Mbps や XAVC 等の異なるプリセットでレンダリングすることで回避することができます。レンダリングが途中で停止した場合、タスクマネージャー(Windows)もしくはアクティビティモニター(macOS)から CatalystRenderProcess プロセスを手動で停止するか、PC を再起動する必要があります。
Catalyst Browse の使用に必要な動作環境は次のとおりです。
- 64 ビット オペレーティング システム:Microsoft® Windows 10、または Windows 11、macOS 10.15 (Catalina)、11 (Big Sur) または 12 (Monterey)*
*Intel プロセッサのみ。
- 2GHzマルチコア プロセッサ
- 4Kメディアには8コアプロセッサを推奨
- XAVC Sメディアには、Quick Sync VideoまたはXeonE5プロセッサが搭載されているIvy Bridge Corei7を推奨
- 4:2:0 XAVC HS メディアには、Quick Sync Video が搭載されている Kaby Lake Corei7 プロセッサーが推奨ですが、8K メディアでは必要です。
- 4:2:2 XAVC HS メディアには、Quick Sync Video が搭載されている Ice Lake Corei7 プロセッサーが推奨ですが、8K メディアでは必要です。
- 500 MB 以上のハードディスク空き容量(プログラムのインストール用)
- 4Kまたはそれ以上のメディアにはソリッド ステート ディスク(SSD)または高速RAID
- 4 GB RAM(4Kまたはそれ以上のメディアには 8 GB を推奨)
XAVC Long 422 3840x2160 200 Mbps (Sony) トランスコーディングプリセットには、16 GB 以上の RAM が必要です。さらに、専用の GPU をご使用の場合は、4 GB 以上の GPU メモリも必要になります。
- 少なくとも1024 MBのメモリを搭載した OpenCL 1.1 以上をサポートする NVIDIA、AMD/ATI、または Intel GPU か、あるいは SSE 4.2 以上の CPU
- 最適なパフォーマンスを得るには、OpenGL 2.1 を推奨
- ビデオの手ブレ補正処理/レンズブリージング補正には、OpenGL 4.1 が必要です。
- 4K プレビュー、HD レンダリング、または HD ビデオの手ブレ補正処理/レンズブリージング補正には 2 GB を推奨
- XAVC S または XAVC HSメディアのデコードには6GBのGPUメモリを推奨します。また、NVIDIA、AMD / ATI、またはIntelの最新のGPUドライバーバージョンを使用することを推奨します。 macOSは、XAVC S または XAVC HSメディアのソフトウェアデコードを提供します。
- 4K レンダリングには、6 GB の GPU メモリを推奨
- 8K レンダリング、または 4K ビデオの手ブレ補正処理/レンズブリージング補正には 8 GB を推奨
- 8K ビデオの手ブレ補正処理/レンズブリージング補正には 10 GB を推奨
ご使用の GPU が OpenCL 1.1 をサポートしている場合は、OpenCL で GPU の性能を最大限に引き出せるように、最新のドライバーをインストールしてください。ご使用の GPU が OpenCL 1.1 をサポートしていない場合は、Intel OpenCL CPU Runtime をインストールしてください。Intel OpenCL CPU Runtime のインストールについて詳しくは、このナレッジ ベース記事をご覧ください。 このソフトウェアを有効にするには、米国の Sony Creative Software Inc. に登録情報を提供する必要があります。製品のオンライン登録が必要です。
インストール ユーティリティによって、Catalyst Browse で必要なフォルダとファイルのすべてがお使いのコンピュータに作成およびコピーされます。
Windows へのインストール
- 当社の Web サイトからインストール ユーティリティをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面の指示に従って、Catalyst Browse の該当するバージョンをコンピュータにインストールします。
macOS へのインストール
- 当社の Web サイトから Catalyst Browse DMG ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードした .dmg ファイルをダブルクリックします。
- コンピュータ上のインストール先のアプリケーション フォルダに Catalyst Browse アイコンをドラッグします。
Sony Creative Software Inc. のその他の製品の情報または試用版/デモ バージョンをご希望の場合は、弊社の Web サイトをご覧ください。このサイトには、Sony Creative Software Inc. の最新技術情報、試用版、デモ、製品に関するお知らせが掲載されています。
試用版およびデモを商用目的で配布するには、Sony Creative Software Inc. の書面による許可が必要です。
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住所:
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