Catalyst Browse
2023 年 4 月
目次
この文書には、以下のトピックに関する情報が記載されています。
Catalyst Browse をご使用いただき、ありがとうございます。この文書には、Catalyst Browse のインストール方法と使用方法に関する情報が記載されています。
バージョン 2023.1 での主な不具合解消/変更
- 手ブレ補正データの視覚化。
- スナップショットをクリップボードにコピーおよびスナップショットの保存機能が改善されました。
- [スナップショットをクリップボードにコピー]および[スナップショットの保存]コマンドを、[その他のアクション]メニューから、専用の[スナップショット]メニューに移動しました。
- [スナップショット]メニューから、スナップショットの保存オプションにアクセスできます。
- [マーク イン]ボタンおよび[マーク アウト]ボタンは、メインのトランスポート ツールバーに移動されました。
- [配置]ペインに [PDF カタログの生成] と [CSV カタログの生成] コマンドが追加されました。
- 以下の形式でクリップ回転メタデータのエクスポートを行う場合のサポートが追加されました:
- MXF:XAVC Intra、XAVC Long および XDCAM (MPEG-2)
- MP4:XAVC-S
- Ci (CVE-2022-0778) でクリップを共有するためにログインするときの証明書の解析における脆弱性に対応するために OpenSSL をアップデートしました。
- XDCAM MPEG HD422 50 Mbps クリップのレンダリング中にレンダリングを止める可能性があったバグを修正しました。
- long-GOP ベースのメディアで検索した場合に再生パフォーマンスが悪くなる可能性があったバグを修正しました。
- ドキュメント フォルダを OneDrive と同期した場合に日本語 OS 上のユーザーの Looks に生じる問題を修正しました。
- レンダリングされた一部の XAVC S クリップを再生した場合に画像が乱れる可能性があったバグを修正しました。
- [LUT モード] を以前の HDR クリップ用に [メタデータ] または [オフ] に設定した場合に Rec.709(および他の SDR クリップ)の表示が明るくなりすぎる可能性があった問題を修正しました。
- 分析をキャンセルしてから、もう一度クリップを分析した後で、アプリケーションが[クリップの補正]ワークスペースでクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- [フォーマット]を [AVC/AAC (*.mp4)]に設定し、[エンコード モード]を[エンコーディング速度を最適化]に設定したときに、バッチ エクスポートが NVIDA GPUs を用いた一部のシステムで失敗する可能性があったバグを修正しました。
- アプリケーションで、一部のインターレース AVC MP4 クリップがプログレッシブとして正しく特定されない可能性があったバグを修正しました。
- Windows システムで Quick Sync Video グラフィックを使った 4:2:0 XAVC Long クリップでの再生にフリッカーが生じる可能性があったバグを修正しました。
- 一部の IMX ファイルが正しく再生されない可能性があったバグを修正しました。
- XAVC S 120p クリップで [終了時間] メタデータ値が正しく表示されなくなる可能性があったバグを修正しました。
- 再生時にタイムコードにフリッカーが生じる可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
- [クリップの補正]ワークスペースでクリップ分析をキャンセルした後に [分析] ボタンが使えなくなる可能性があったバグを修正しました。
- [クリップの補正]ワークスペースで 補正後のトリミング解像度 値が正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。
- 複数の選択したクリップを選択したときに、[クリップの補正]ワークスペースのタイムラインの上に マーク インと マーク アウト のコントロールが表示される可能性があったバグを修正しました。
- リスト ビューでフォルダのコンテンツをソートした後に[参照]モードでフォルダ アイコンが正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。
- XAVC S レンダラーでのファイル サイズを改善しオーディオ インターリーブを最適化しました。
- [PDF カタログの生成]を使用したときに[カタログのエクスポート]ダイアログのフィールドで[タブ]キーの操作ができなくなるバグを修正しました。
- 2 アップ プレビュー モードで [セーブ エリアの表示] および [マスキング率] が正しく表示されなくなる可能性があったバグを修正しました。
- [クリップの補正]ワークスペースを終了した後にデバイスが取り外せなくなる可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2022.1 での主な不具合解消/変更
- Cine EI ワークフローがサポートされました。
- [色の調整]ワークスペースに [EI モード] を制御する UI が追加され、露光指数をメタデータに基づいて自動適用、または手動で適用することが可能になりました。
- ファイルに LUTメタデータが埋め込まれている場合、
[]ペインにバッジが表示され、[インスペクタ]ペインの[ファイル]タブに LUT が表示されるようになりました。
- [色の調整]ワークスペースに [LUT モード] を制御する UI が追加され、LUT をメタデータに基づいて自動適用、または手動で適用することが可能になりました。
- レンズブリージング補正のサポートが追加されました。
レンズブリージング補正のサポートが新カメラのリリースで追加されます。
レンズブリージング補正と手ブレ補正の両方が有効になっている場合、Catalyst によるレンズブリージング補正の効果は、カメラ内の補正機能と比べて弱くなることがあります。[プレビュー]ペインで元のクリップと補正後のクリップを確認し、クリップ補正結果をエクスポートする前に必要に応じて、[手ブレ補正モード]または[補正モード]を[オフ]に設定してください。
- [クリップ設定] の [マスキング率] ドロップダウン リストで選択できる対応アスペクト比の種類が増えました。Sony 製カメラのアスペクト マーカーがサポートされており、クリップを回転しても維持されます。
- PDF または CSV 形式のクリップ カタログ作成がサポートされました(Catalyst Browse ではクリップ数が 3 個までの制限があります)。
- 8K XAVC HS Long 422 クリップのプレビュー表示がサポートされました。
- XAVC S(LPCM 48kHz、24 ビット、4 チャンネル オーディオ)形式へのトランスコードがサポートされました。
- [メタデータ]および[色調整]ペインにある Rec.709 および S-Gamut クリップ用の[色空間]表示を修正しました。
- Catalyst Browse の外部で削除されたクリップを選択するとアプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 一部の破損した MP4 ファイルを開こうとすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 複数のクリップをドラッグすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 一部の XAVC HS プロキシ― クリップをプレビューしたときに、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性、またはフレームの上部に緑色の線が表示される可能性があったバグを修正しました。この問題はプレビューのみに影響するもので、ソース クリップや、レンダリングされる出力には影響しないものでした。
- [Sony Professional Disc のパーティションを作成] チェック ボックスが選択されたときに XDCAM 形式へのトランスコーディングに不具合が生じる可能性があるバグを修正しました。
- クリップのローディング中に [分析] ボタンを選択したときに[手ブレ補正]ワークスペースが正しく表示されないバグを修正しました。
バージョン 2021.1 での主な不具合解消/変更
- 3D LUTのエクスポート機能が次のように改善されました。
- どのソース色空間についても 3D LUTのエクスポート機能が使用可能になりました。
- 3D LUT ファイルを、DaVinci Resolve または Adobe Premiere Pro 用の 3D LUT(NLE .cube)形式、またはハードウェア LUT ボックス用の 3D LUT(SDI/SMPTE .cube)形式でエクスポートするために必要なサポートが追加されました。
- 3D LUT(NLE .cube)形式でエクスポートする際には、[拡張 S-Log 入力範囲]チェック ボックスを選択して[IRIDAS/Adobe]または[DaVinci Resolve]を選択し、実行先エディタ用の入力範囲に関する情報を含めることができます。
- [色設定をエクスポート]ダイアログに、標準(33x33x33)LUT か高精度(65x65x65)LUT のいずれかでの保存を可能にする[精度]チェック ボックスが追加されました。
- [インスペクタ]の[メタデータ]ペインにあるエッセンス マーク形式のサポート機能が強化されました。
- OpenCL/OpenGL 相互運用コントロールが[オプション]ペインに追加されました。
-
OpenCL デバイスと OpenGL デバイスがレンダリング対象のフレームを共有できるようにするには、[パフォーマンス]を選択します。大半の状況では再生パフォーマンスが最適化されるため、この設定の使用をお勧めします。
-
レンダリングされるフレームに劣化か乱れがみられる場合は、[互換性]を選択して相互運用をオフにします。
- AXS-AR3 AXS Memory Thunderbolt カード リーダーのサポート機能が追加されました。
- [インスペクタ]の[ファイル]タブにあるビット レート メタデータ ディスプレイが、クリップのビット レートがより正確に表示されるよう改善されました。
- 手ブレ補正のメタデータが改善されました。クリップに手ブレ補正のメタデータが十分に含まれていない場合、手ブレ補正アイコンは表示されません。
- 起動時にアプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
- macOS 10.15(Catalina)以降で ProRes 4444 クリップが読み込まれないバグを修正しました。
- セカンダリ ビデオ プレビュー ウィンドウを最大化したときにアプリケーションがフリーズするバグを修正しました(macOS のみ)。
- Intel Ice Lake CPU でクイック シンク ビデオを使用して 8K AVC クリップをロードしているときにアプリケーションがフリーズするバグを修正しました(Windows のみ)。
- クイック シンク ビデオが有効になっている Intel CPU を使用してクリップをデコードするときにフレームがドロップまたは反復されるバグを修正しました(Windows のみ)。
- クイック シンク ビデオが有効になっている Intel CPU を使用して XAVC S クリップをトランスコードするときにフレームがドロップされるバグを修正しました(Windows のみ)。
- [出力色空間]または[プレビューの色空間]の一部の設定で Rec.709 クリップを Rec.2020/HLG にエクスポートできないバグを修正しました。
- [エクスポート]ペインで[マーク イン/アウト ポイントを使用]チェック ボックスを使用しているときにマーク イン/アウト ポイントとレンダリング ファイルの長さが一致しないバグを修正しました。
- [オプション]で[サムネイルの表示]スイッチをオフにした後にサムネイルが表示されるバグを修正しました。
- Intel Iris グラフィックスを使用しているシステムで手ブレ補正したクリップをエクスポートするときに画像が乱れるバグを修正しました。
- [クリップの補正](以前の[手ブレ補正])ワークスペースをダブルクリックすると、アプリケーションでワークスペース終了通知が誤って表示される可能性があったバグを修正しました。
- コピー元のクリップが不連続なタイムコードを持つ場合に[マーク ポイント間のみをコピー]をオンにすると、コピー先のクリップでタイムコードが不正確になるバグを修正しました。
- 一部のクリップでロール方向のカメラのブレが正しく補正されないバグを修正しました。
- 一部のケースでクリップの手ブレ補正における OpenGL バージョンチェック警告が表示されないバグを修正しました。
- 間違ったフォルダ アイコンが表示されるバグを修正しました。
- 設定をエクスポートする前に [リセット] ボタンをクリックした場合に色設定がエクスポートされない可能性があったバグを修正しました。
- 一部の GoPro クリップからオーディオが正しく再生されない可能性があったバグを修正しました。
- 一部のコンピュータで、起動/登録時にアプリケーションがハングする可能性があります。グラフィック ドライバを更新すると、アプリケーションを正常に起動できるようになります。
- スパンされた AVCHD クリップにおいて、クリップ間のトランジションをプレビューすると、オーディオとビデオにノイズが生じることがあります。スパンされている AVCHD クリップのトランスコードは実行できません。これらを使用する前にローカル ドライバにクリップをコピーすることをお勧めします。
- ASC-CDL(.cdl)ファイルを既知のフォルダ構造に保存すると、このファイルが[ASC-CDL のロード]ダイアログに表示されません(XAVC、XDCAM ボリュームなど)。ASC-CDL ファイルを標準フォルダなどの一般的な場所に保存すると、これらをロードできるようになります。
- 4K メディアのシステム要件を満たしていないシステムで 4K クリップを再生すると、ビデオのプレビューにノイズが表示されることがあります。
- Windows 上で exFAT でフォーマットされた SxS カードにトランスコードすると、トランスコード パフォーマンスが低下する可能性があります。
- 一部のシステムでは、Intel HD Graphics Driver for Windows 8.1 バージョン 10.18.15.4279 を使用すると、トランスコードが失敗する場合があります。Intel から最新ドライバをダウンロードして使用してください。
- EDL ワークスペースで EDL が既に開いているときに EDL を開くと、正しくトランスコードされない場合があります。参照または表示モードに切り替えてから EDL を再度開くと、正常にトランスコードされます。
- [EDL インポート]ワークスペースが開いているときに「Ci へアップロード」機能を使用すると、ロードされた EDL ではなく、参照または表示モードで最後に選択したファイルが Ci にアップロードされます(macOS のみ)。
- Blackmagic Design SDI または UltraStudio デバイスを通じて外部モニタを使用する場合は、Blackmagic Design Desktop Video 10.1.1 以降のバージョンが必要です。
- 高解像度のクリップをプレビューする際にスムーズに再生されない場合は、[ビデオ プレビュー]ウィンドウにある拡大鏡をクリックし、プレビューの解像度を下げてください。
- [リレー クリップの結合]コマンドを使用してリレー クリップではないクリップを結合すると、誤ったタイムコードが生成される可能性があります。
- 複数の GPU を搭載した(AMD GPU × 1 と、Intel または NVIDIA GPU × 1)一部の Windows 10 システムで Catalyst アプリケーションがクラッシュする可能性があります。AMD GPU ドライバの最新情報を確認してください。http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/AMD-Radeon-Software-Crimson-Edition-16.1-Hotfix-Release-Notes.aspx を参照してください。
- SxS カードをフォーマットする必要がある場合は、Memory Media Utility を使用してください。
- XDCAM Professional Disc ボリュームをフォーマットまたはファイナライズする必要がある場合は、XDCAM Drive Software を使用してください。
- EDL をインポートすると、スペース キーでの再生の開始/停止が機能しなくなります。また、JKL キーでのシャトル再生が機能しなくなります。
- クリップ リストまたは選択された複数のクリップを操作する場合、インスペクタの[開始時刻]値がカーソル位置のタイムコードと一致しない場合があります。
- 一部の MP4 クリップを読み取ろうとすると、起動時にアプリケーションがクラッシュする可能性があります。以下の説明に従ってアプリケーションのユーザー設定をリセットすると、最後に表示したフォルダをリセットし、アプリケーションを正常に起動できるようになります。
- アプリケーションのユーザー設定をデフォルト値にリセットする場合は、[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながらアプリケーション アイコンをダブルクリックします。アプリケーションを起動すると、すべてのユーザー設定のリセットを求めるメッセージが表示されます。
- クリップ リストとそのクリップを FAM を介して XDCAM デバイスにコピーするときに、クリップの UMID データが書き換えられてしまいます。そのため、メディア リンクが破損して、コピー操作に失敗します。
- 大きくなる MXF クリップを FTP を介して PDW-HD1500 にコピーしようとしても、失敗する可能性があります。
- XDCAM Station または Professional Disc ボリュームから MXF クリップを表示した場合に、Catalyst Prepare で sidecar.xml からメタデータが読み込まれるようになりました。これにより、パフォーマンスは向上しますが、インスペクタで表示されるメタデータのセットが縮小される可能性があります。
- ファイル名にバックスラッシュ(\)が含まれているクリップをプレビューすると、「メディアはオフラインであるか、見つからないか、サポートされていません。」というエラー メッセージが発生するおそれがあります(macOS のみ)。
- 無効なライセンス ファイルのため Catalyst Browse が起動に失敗した場合、次回アプリケーションの起動時に正しいライセンス ファイルが選択されるようアプリケーションのユーザー設定をリセットすることができます。
- Windows:アプリケーションが起動する間、[Shift]キーと[Windows]キーを押したままにします。
- MacOS:アプリケーションが起動する間、[Shift]キーと[Command]キーを押したままにします。
- macOS 10.13(High Sierra)を実行している一部のコンピュータで、セカンダリ ウィンドウを有効にした状態でクリップをプレビューすると、表示に一貫性がなくなったり、ハングやクラッシュが発生したりする場合があります。
- macOS 10.13(High Sierra)を実行している場合、Professional Disc および Optical Disc Archive ボリュームにアクセスできません。デバイス ドライバ更新のリリース時に、サポートが有効になります。XDCAM Drive Software および Optical Disc Archive Software の最新情報については、https://www.sonycreativesoftware.com/download/software_for_sony_equipment を確認してください。
- macOS High Sierra(10.13)で破損したビデオ プレビューや再生パフォーマンスの低下に気付いたら、最新の High Sierra アップデートをインストールしてシステムが最新のグラフィック ドライバを使用していることを確認してください。
- XAVC Intra、XAVC Long、および XAVC S 形式にトランスコードする際、一部の Windows PC でエラーが発生する場合があります。この問題は、Windows Update を実行するか、Microsoft Visual C++ 2017 Redistributable を手動でインストールすることで解消されます。
- スパンされた AVCHD クリップをプレビューするときに、クリップ間のトランジションにブロッキング ノイズが生じることがあります。[リレー クリップの結合]コマンドを使用すると、新しいクリップの再生時にこのノイズは生じません。
- クリップをまだロードしている間にクリップを削除しようとすると、Professional Disc ボリュームからのクリップの削除に失敗する可能性があります。メインの[ビデオ プレビュー]ウィンドウまたはインスペクタの[プレビュー]ウィンドウに[ロード]アイコンが表示されていないことを確認した後、クリップの削除を再度試みてください。
- Enterprise Email(SSO)アカウントを使用して Ci ワークスペースにログインしようとすると、正常にログインできません。この問題について、現在鋭意調査中です。
- [オプション]の[ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストからいずれかの NVIDIA GPU を選択すると、場合によっては macOS コンピュータの再生性能が低下する可能性があります。この場合、[ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストから Intel GPU を選択してください。
- NVIDIA GPUが搭載されている一部のコンピューターでは、[ヒストグラム]ウィンドウと[スコープ]ウィンドウで点滅が発生する可能性があります。最新のNVIDIAドライバーに更新してください。
- 録画中にレンズを取り外して再度取り付けた場合、MP4クリップのクリップの手ブレ補正に失敗する可能性があります。
- Catalyst 2020.1 またはそれ以前からのアップグレードの場合、IntelGPU が搭載されている一部のシステムでアプリケーションが起動しない場合があります。これが発生した場合は、以下を試してください。
- 最新の Intel GPU ドライバーをインストールします(同じバージョンを再度インストールしても問題は解決しません)。
- Intel SDK for OpenCL をアンインストールします。
- [スタート]メニューを開いて[設定]ボタンをクリックします。
- [設定]メニューから[アプリと機能]を選択します。
- [このリストを検索]と表示されたボックスに「OpenCL」と入力します。
- 検索結果に「Intel SDK for OpenCL」が表示された場合は、それを選択してアンインストールします。
- 上記のコンポーネントをアンインストールした後、Catalyst Browse を再び起動してみます。
- Intel GPU を使用してクリップを手ブレ補正するとき、一部のユーザー インターフェース要素が白で表示される場合があります。この問題は、最新の Intel GPU ドライバーに更新することで改善できます。この問題が発生しても、手ブレ補正したクリップのレンダリング出力は影響を受けません。
- 一部の XAVC HS プロキシ― クリップをプレビューしたときに、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性、またはフレームの上部に緑色の線が表示される可能性があります。この問題はプレビューのみに影響するもので、ソース クリップや、レンダリングされる出力には影響しません。次のいずれかの方法で、問題を回避できます。
- [オプション]で [プロキシ クリップを使用してプレビュー] を取り消します。
- [再生設定]コントロールを表示するには、トランスポート コントロールの左側にある [再生設定] ボタンをクリックし、次に [品質] または [すべてのフレーム] ボタンをクリックします。
- インストール後にアプリケーションを初めて起動させたときに Intel クイック シンク ビデオが正しく初期化されな場合があります。アプリケーションを終了させたうえで改めて起動すると、クイック シンク ビデオが想定とおりに稼働します。
- macOS Catalina を用いている一部のシステムでは、OpenCL フレームワークでの回帰により、Catalina セキュリティ アップデート 2021-002 (19H1030) のインストール後にサポートされたメディアが表示されない場合があります。セキュリティ アップデート 2021-003 (19H1217) 以降のアップデートでは、こうした行動は見られません。その後のアップデートをインストールしても問題が解消しない場合には、セキュリティ アップデート 2021-002 (19H1030) をロールバックしたうえで、2021-003 (19H1217) 以降のアップデートをインストールしてください。
- 一部の GPU 設定を搭載した Windows システムでは、Catalyst 2021.1 以前で提供される XAVC S クリップのプレビューで、Catalyst アプリケーションでビデオが歪んで再生されることがあります。レンダリングされるビデオ エッセンスはエラーフリーですので、歪みは、Catalyst アプリケーションでの再生に限定されます。Catalyst 2022.1 でクリップを再レンダリングすれば、この問題が解消されます。
- XAVC S Long 422 S-Log2 または S-Log3 カラースペースを用いてクリップをエクスポートすると、一部の NLE では、ビデオ範囲としてクリップを認識しない可能性があり、プレビュー画像が拡張される可能性があります。独自の入力範囲設定をもつ NLE (DaVinci Resolve の新バージョンなど) においては、範囲を[フル]に設定すれば、プレビュー画像色が拡張されなくなります。これ以外の方法として XAVC S Intra 422 または XAVC S Long (420)を使用することができます。
- 最初にアプリケーションを開始した後に UI テキストが破損する場合があります。アプリケーションを終了し再起動した後に、テキストが正しく表示されるようになります。
Catalyst Browse の使用に必要な動作環境は次のとおりです。
- 64 ビット オペレーティング システム:Microsoft® Windows 10、または Windows 11、macOS 11 (Big Sur)*、12 (Monterey)* または 13 (Ventura)*
*Intel プロセッサのみ。
- 2 GHz マルチコア プロセッサ
- 4K メディアには 8 コア プロセッサを推奨
- XAVC Sメディアには、Quick Sync VideoまたはXeonE5プロセッサが搭載されているIvy Bridge Corei7を推奨
- 4:2:0 XAVC HS メディアには、Quick Sync Video が搭載されている Kaby Lake Corei7 プロセッサーが推奨ですが、8K メディアでは必要です。
- 4:2:2 XAVC HS メディアには、Quick Sync Video が搭載されている Ice Lake Corei7 プロセッサーが推奨ですが、8K メディアでは必要です。
- 500 MB 以上のハードディスク空き容量(プログラムのインストール用)
- 4Kまたはそれ以上のメディアにはソリッド ステート ディスク(SSD)または高速RAID
- 4 GB RAM(4Kまたはそれ以上のメディアには 8 GB を推奨)
XAVC Long 422 3840x2160 200 Mbps (Sony) トランスコーディングプリセットには、16 GB 以上の RAM が必要です。さらに、専用の GPU をご使用の場合は、4 GB 以上の GPU メモリも必要になります。
- 少なくとも1024 MBのメモリを搭載した OpenCL 1.1 以上をサポートする NVIDIA、AMD/ATI、または Intel GPU か、あるいは SSE 4.2 以上の CPU
- 最適なパフォーマンスを得るには、OpenGL 2.1 を推奨
- ビデオの手ブレ補正処理/レンズブリージング補正には、OpenGL 4.1 が必要です。
- 4K プレビュー、HD レンダリング、または HD ビデオの手ブレ補正処理/レンズブリージング補正には 2 GB を推奨
- XAVCS または XAVCHSメディアのデコードには6GBのGPUメモリを推奨します。また、NVIDIA、AMD / ATI、またはIntelの最新のGPUドライバーバージョンを使用することを推奨します。 macOSは、XAVCS または XAVCHSメディアのソフトウェアデコードを提供します。
- 4K レンダリングには、6 GB の GPU メモリを推奨
- 8K レンダリング、または 4K ビデオの手ブレ補正処理/レンズブリージング補正には 8 GB を推奨
- 8K ビデオの手ブレ補正処理/レンズブリージング補正には 10 GB を推奨
ご使用の GPU が OpenCL 1.1 をサポートしている場合は、OpenCL で GPU の性能を最大限に引き出せるように、最新のドライバーをインストールしてください。ご使用の GPU が OpenCL 1.1 をサポートしていない場合は、Intel OpenCL CPU Runtime をインストールしてください。Intel OpenCL CPU Runtime のインストールについて詳しくは、このナレッジ ベース記事をご覧ください。 このソフトウェアを有効にするには、米国の Sony Creative Software Inc. に登録情報を提供する必要があります。製品のオンライン登録が必要です。
インストール ユーティリティによって、必要なフォルダがお使いのコンピュータに作成され、Catalyst Browse で必要なすべてのファイルがコピーされます。
- 当社の Web サイトからインストール ユーティリティをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面の指示に従って、Catalyst Browse の該当するバージョンをコンピュータにインストールします。
Sony Creative Software Inc. のその他の製品の情報または試用版/デモ バージョンをご希望の場合は、弊社の Web サイトをご覧ください。このサイトには、Sony Creative Software Inc. の最新技術情報、試用版、デモ、製品に関するお知らせが掲載されています。
試用版およびデモを商用目的で配布するには、Sony Creative Software Inc. の書面による許可が必要です。
7.0 Sony Creative Software Inc. へのお問い合わせ
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カスタマー サービス/セールス:
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テクニカル サポート オプションについて詳しくは、https://www.sonycreativesoftware.com/support/default.asp をご覧ください。
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