Catalyst Prepare
2021年1月
目次
この文書は、以下のトピックで構成されています。
Catalyst Prepare をご購入いただき、ありがとうございます。この文書には、Catalyst Prepare のインストール方法と使用方法に関する情報が記載されています。
バージョン 2020.1 での主な不具合解消/変更
- [SR Liveメタデータの使用] と[SR Liveの手動設定] がアプリケーション設定に追加されました。SR Live設定をクリップメタデータから読み込む、あるいは手動で調整することにより、標準およびハイダイナミック レンジのコンテンツを相互変換することができます。
- インスペクタ パネルの[ファイル]タブで、SR Liveメタデータ表示のサポートが追加されました。
- XAVC S (AVC) / XAVC HS (HEVC) メディアのサポートが追加されました。
注意:
- XAVC S および XAVC HS の再生がスムーズでない場合は、[すべてのフレーム]の再生設定を使用することを推奨します。[再生設定]コントロールを表示するには、トランスポート コントロールの左側にある[再生設定]ボタンをクリックし、次に[すべてのフレーム]ボタンをクリックします。
- XAVC HS再生には、特定のハードウエアが必要です。詳しくは、「動作環境」を参照してください。
- XAVC HS再生には、カメラモデル番号とシリアルナンバーを使用してオンライン アクティベーションが必要です。モデル番号とシリアルナンバーは、通常、保証書の書類上、箱の上側、またはプロダクトの裏、底や中に記載されています。入力されたモデル番号とシリアルナンバーは、ライセンス管理のためのみに使用され、第三者に提供されることはありません。
- フラグメタデータがクリップにある場合、OK、NG(no good)、または KEEPインジケータが 整理 モードに表示されます。
- クリップ サムネイルおよびプレビューにおいてクリップ回転メタデータのサポートが追加されました。
- インスペクタ パネルの[ファイル]タブで、画像回転メタデータの表示のサポートが追加されました。
- メディアブラウザ上でのクリップのフィルタリング機能が追加されました。ファイルの種類、ファイルフォーマット、作成日、またはフラグメタデータを使用したクリップのフィルタリングが可能です。
- 48kHz, 24-ビット, 4チャンネルオーディオのXAVC Sクリップの読み込みとプレビューのサポートが追加されました。
- メタデータを使用した、XAVC、XAVC S、および XAVC HSクリップの手ブレ補正のサポートが追加されました。
注意:
- 手ブレが大きい映像に対して、デフォルト値よりも大きなトリミング比を使用して手ブレ補正した場合、画面端に黒い領域が表示される可能性があります。デフォルト値に近い値で調整することを推奨します。スライダ ハンドルをダブルクリックして、設定をデフォルトにリセットすることができます。
- 4K ビデオの手ブレ補正処理では、モニタに接続される OpenGL 4.1 をサポートする GPU が必要になります。4K クリップの手ブレ補正処理には、6 GB の GPU メモリをお勧めします。詳しくは、「動作環境」を参照してください。
- SonyとSony以外のFTPデバイス間高速コピーのサポートが追加されました。
- PZW-4000 において、FTP を経由した SxS および USB ストレージへのクリップの書き込み、名前変更、およびクリップの削除のサポートが追加されました。
注意:
PZW-4000 上の SxS メディアおよび USB ストレージへのクリップリストの書き込み、名前変更、削除はサポートされません。
- MXF クリップのコピー中に Catalyst が新しいノンリアルタイム メタデータを作成する際に、不連続なタイムコードとエッセンスマークを保持したノンリアルタイム(NRT)メタデータを作成するためのサポートが追加されました。
注意:
ソースクリップにノンリアルタイム メタデータが含まれている場合、新しいNRTメタデータは作成されません。
- 完全修飾ドメイン名を使用してFTPデバイスに接続するためのサポートが追加されました。
- 長整数型のISO感度とエクスポージャー インデックスのメタデータを読み込むためのサポートが追加されました。
- macOS 10.15(Catalina)のサポートが追加されました。
- NVIDIA GPUでレンダリングする際のクリップの手ぶれ補正の処理時間が改善されました。
- Intel GPU が搭載されている一部のシステムにインストールした後、アプリケーションが起動しない可能性があったバグを修正しました。
- 無効なノンリアルタイム メタデータを含むMXFファイルを読み取ろうとすると、起動時にアプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 色を調整したの後に[色調整]ワークスペースからアプリケーションを閉じると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- NVIDIA GPU が搭載されているmacOSシステムで再生またはサムネイル画像の破損を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- NVIDIA GPU が搭載されているシステムでの再生時に、アプリケーションのハングを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- [クリップの手ブレ補正]ワークスペースからクリップをエクスポートする時に、カラーバンディングの発生を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 1920x1080iの解像度に設定された外部モニターを使用すると、クリップの手ブレ補正の失敗を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- AMD GPUが搭載されているシステムでのクリップの手ブレ補正時に、水平ノイズが発生する可能性があったバグを修正しました。
- エクスポートパネルの [エンコードモード] ドロップダウンリストで [エンコーディング速度を最適化] を選択した場合に幾つかのファイルフォーマットで映像が乱れる可能性があったバグを修正しました。
- XDROOTフォルダー内のクリップの名前を変更しようとすると、エラー発生を引き起こしたバグを修正しました(macOSのみ)。
- プロキシファイルのメタデータを編集し、プロキシクリップをデバイスにコピーして戻した後、メタデータが更新されなかったバグを修正しました。
- XDCAMステーションまたはPZW-4000のINTERNALディレクトリからローカルドライブにクリップリストをコピーする際に、エラーを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- [トランスコーディング プリセット]フォルダー内の一部のトランスコーディングプリセットが表示されない可能性があった問題を修正しました。トランスコードプリセットの[インポート]コマンドが削除されました。プリセットファイルは次のフォルダに保存されます。プリセットファイルは次のフォルダに保存されます。
- Windows:C:\Users\<ユーザー名<\Documents\Sony\Catalyst\Transcode Presets\
- macOS:/Users/<ユーザー>/Documents/Sony/Catalyst/Transcode Presets/
- FTPデバイスにコピーする時に、誤ったエラーメッセージの表示を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- SonyのデッキからリモートサーバーにFTPを介してコピーする時に、コピーの失敗を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- [マーク イン/アウト ポイントを使用]チェックボックスが選択されている際にX-OCN4096x1716 50P / 59.94P 4K 2.39:1クリップをコピーすると、コピーの失敗を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- MP4 / MOVメディアの誤ったタイムコード情報を報告する可能性があったバグを修正しました。
- [手ブレ補正]ワークスペースで[ループ再生]ボタンが正しく機能しないバグを修正しました。
バージョン 2019.2.2 での主な不具合解消/変更
- デュレーションが長いクリップを手ブレ補正する場合にレンダリングが失敗する可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2019.2.1 での主な不具合解消/変更
- NVIDIA GPU が搭載されているシステムでの再生時に、アプリケーションのハングを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- レンダリングされた XDCAM ファイルでストリーム エラーを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2019.2 での主な不具合解消/変更
- メタデータ使用による FX9 クリップの手ブレ補正のサポートが追加されました。
注意:
- 手ブレが大きい映像に対して、デフォルト値よりも大きなトリミング比を使用して手ブレ補正した場合、画面端に黒い領域が表示される可能性があります。デフォルト値に近い値で調整することを推奨します。スライダ ハンドルをダブルクリックして、設定をデフォルトにリセットすることができます。
- 4K ビデオの手ブレ補正処理では、モニタに接続される OpenGL 4.1 をサポートする GPU が必要になります。4K クリップの手ブレ補正処理には、6 GB の GPU メモリをお勧めします。詳しくは、「動作環境」を参照してください。
- クリップのエクスポートのワークフローが向上しました。
- 複数のクリップをステッチして、単一の連続クリップを作成する処理のサポートが追加されました。
- 1 つの sidecar ファイルとしてカスタム メタデータをエクスポートする処理のサポートが追加されました。
- [オプション] > [カラー マネージメント]における[SDR ゲイン]コントロールのスケールが更新されて、-15.0 dB ~ 0 dB(0.1 dB 刻み)の範囲を使用できるようになりました。この変更により、HDRC-4000 HDR プロダクション コンバーター ユニットを使用した HDR-to-SDR 変換を一貫して行えるようになりました。
- ディスクを PZW-4000 向けにフォーマットする場合、XDROOT フォルダはデフォルトでは作成されなくなりました。
- XDROOT フォルダを USBドライブまたは SxS メディアに作成する処理のサポートが追加されました。[整理]モードでドライブを選択し、[ツール]ボタンをクリックしてメニューから[XDROOT フォルダの作成]を選択します。
- VENICE X-OCN 4K 2.39:1 ファイルのサポートが追加されました。
- コピーの確認の確認モードとハッシュ タイプの選択のサポートが追加されました。
- アプリケーションの起動時間が短縮されました。
- メモリが PZW-4000 によって使用されている間にクリップを SxS メモリに移動した場合に、アプリケーションが応答しなくなる可能性があったバグを修正しました。
- ファイル拡張子が小文字のファイルを FTP を介して Sony デッキに転送するときに、ファイル転送に失敗する可能性があったバグを修正しました。
- [ウォーターマークの追加]チェック ボックスをオンにしてトランスコードすると、色空間が不正確になる可能性があったバグを修正しました。
- 0 以外の[濃淡]メタデータ値を持つ X-OCN クリップと XAVC クリップの出力が不正確になる可能性があったバグを修正しました。
- [ブラック レベルの調整]スイッチが有効の場合、ハイライトが HDR クリップにクランプされる可能性があったバグを修正しました。
- アプリケーションを終了するときに、場合によってはクリップ リストの変更が保存されない可能性があったバグを修正しました。
- 不連続なタイムコード インジケータが、クリップの先頭で正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。
- [元のクリップをアップロード]を選択した状態で Ci ワークスペースにアップロードする場合、[共有]ペインで[アップロード]ボタンが使用できなくなる可能性があったバグを修正しました。
- 日本語版の macOS 10.14(Mojave)を実行している場合、ユーザー インターフェイスのテキストの線が細く表示されてしまう可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2019.1 での主な不具合解消/変更
- Sony デッキから FTP/FTPS 経由で growing MXF ファイルをコピーするサポートが追加されました。コピー後、growing ファイルは自動的に閉じます。
- [コピー]ペインに Sony デッキによって生成された growing ファイルを解消するための[growing ファイルを解消する]チェック ボックスが追加されました。
- インスペクタの[ファイル]タブの [MXF ファイル スタイル]項目に、選択した MXF クリップが growing クリップであるか、閉じられたクリップであるかが表示されるようになりました。
- Sony PZW-4000 デッキ用に USBドライブをフォーマットするサポートが追加されました。[整理]モードで、[デバイス]タブから USB ドライブを選択し、[ツール]ボタンをクリックして、メニューから[PZW-4000 用にフォーマット]を選択します。
ノート:
フォーマットするドライブが[デバイス]タブに表示されていない場合、まず、コンピュータのオペレーティングシステムを使用してそのドライブをフォーマットすることが必要な場合があります。
- VENICE RAW/X-OCN ファイルのサポートが追加されました。
- [クリップ設定]メニューに新しい[アナモフィック デスクイーズ]と[マスキング率]が追加されました。
- ソース色空間の[変換形式]ドロップダウン リストが[S-Gamut3/S-Log3]または[S-Gamut3.Cine/S-Log3]に設定されており、[作業色空間]ドロップダウン リストが[Rec.709]または[Log]に設定されている場合の s709 LUT ルック プロファイルのサポートが追加されました。
- ホワイト バランスの調整([色の調整] >[ソース設定] >[温度]および[濃淡])が Sony 製カメラとの互換性を確保するように変更されました。
- DPX および OpenEXR 形式にトランスコーディングする場合のフル解像度とハーフ解像度のレンダリング プリセットが追加されました。
- [作業色空間]が[Rec.2020/S-Log3 (HDR)]に設定されている場合に、ブラック レベルを調整するための新しい[ブラック レベルの調整]が[アプリケーション設定]に追加されました。[ブラック レベルの調整]スイッチを選択し、[マスター ブラック]スライダをドラッグしてマスター ブラック レベルを設定して、[HDRの黒のオフセット]スライダをドラッグして HDRコンテンツの[マスター ブラック]の値にオフセットを適用します。
ノート:
[マスター ブラック]と[HDR ブラック オフセット]の値は、HDRC-4000 HDR プロダクション コンバーター ユニットの設定と一致する必要があります。HDRC-4000 では、[SETTING MODE]を[SONY SYSTEM CAMERA]、[ABS mode]を[enabled]に設定する必要があります。
- [SDR ニー]パラメータが HDRC-4000 の ABS モードとの互換性を確保するように変更されました。
- [コピー]ペインに[ソース UMID を維持する]チェック ボックスが追加されました。FTP を介して Sony デッキにコピーするときにクリップの UMID(Unique Material Identifier)を維持する必要がある場合は、このチェック ボックスをオンにしてください。
- ProRes クリップの Rec.2020/HLG と Rec.2020/PQ のメタデータを読み取るサポートが追加されました。
- インスペクタの[ファイル]タブに、選択されたクリップの[カラー プライマリ]と[コーディング計算式]メタデータが表示されるようになりました。
- インスペクタの[ファイル]タブに、選択したクリップの NRT メタデータ(ノンリアルタイム メタデータ)が存在するかどうかが表示されるようになりました。
- 少なくとも 2 GB のシステム メモリと 6 つの CPU コアを使用できる場合に、Sony XAVC Long 形式にレンダリングするときのエンコーディング速度が向上しました。
- オーディオ処理が改善されて、ステレオからモノラルまたはマルチチャンネル フォーマットにトランスコードするとき、オーディオ レベルが維持されるようになりました。
- 一部の NVIDIA GPU の使用時に、[エンコード モード]ドロップダウン リストで[エンコーディング速度を最適化]が選択されたときのトランスコーディング パフォーマンスが向上しました。
- [作業色空間]ドロップダウン リストが[Rec.709]に設定されている場合、[色の調整]ワークスペースの[変換形式]ドロップダウン リストが、デフォルトで HDR ソース クリップの[709(800)]ハイパーガンマになるので、デフォルト プレビューが白っぽくなったり黒くなったりしなくなりました。
- クリップを Windows エクスプローラーまたはファインダーからストーリーボードにドラッグすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- クリップが CIFS を介して正常にコピーされない可能性があったバグを修正しました(Windows のみ)。
- FTP/FTPS デバイスから複数のクリップを削除しようとしても、正しく削除されない可能性があったバグを修正しました。
- FTP/FTPS デバイス上でクリップの名前を変更すると、メタデータがインスペクタに正常に表示されない可能性があったバグを修正しました。
- [マーク ポイント間のみをコピー]チェック ボックスをオンにしてコピーすると、クリップがカメラ上で正常に再生されないバグを修正しました。
- [ウォーターマークの追加]チェック ボックスをオンにしてトランスコードすると、色空間が不正確になる可能性があったバグを修正しました。
- [マーク イン/アウト ポイントを使用]をオンにしてトランスコードすると、一部の事例でサマリー メタデータが廃棄される可能性があったバグを修正しました。
- メディア変更後、SD カードのファイルで黒いサムネイル画像とビデオが表示される可能性があったバグを修正しました。
- MXF クリップを AVC/AAC フォーマットにエクスポートした後に、サムネイル画像が破損してしまう可能性があったバグを修正しました。
- 一部の事例で、ProRes クリップをプレビューする際に、オーディオが出力されない可能性があったバグを修正しました。
- ストーリーボードをエクスポートするときに、一部の事例で[クリップのエクスポート先]パスが維持されない可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2018.2 での主な不具合解消/変更
- [XAVC Long 422 3840x2160 200 Mbps (Sony)]トランスコード用プリセットが追加されました。これらの新しいプリセットには 16 GB 以上の RAM が必要であることに注意してください。さらに、専用の GPU をご使用の場合は、4 GB 以上の GPU メモリも必要になります。
- [アプリケーション設定]に[SDR Knee]スイッチが追加されました。このスイッチが選択されていると、[ポイント]、[スロープ]、および[レベル]コントロールを使用して、HDR コンテンツを SDR 形式にエクスポートする場合または SDR ディスプレイで表示する場合に中間色やハイライトを維持できるニー カーブを適用することができます。
- 複数の外部モニタのサポートが追加されました。複数のディスプレイをサポートする Blackmagic Design デバイス(または複数の Blackmagic Design)がある場合、2 つの外部モニタを有効にして、SDR 出力と HDR 出力を同時にモニタすることができます。
- ディスプレイ解像度は、ディスプレイごとに個別に設定できます。
- 最初の外部モニタでは[外部モニタの色空間]設定が使用され、2 番目の外部モニタでは[プレビューの色空間]設定が使用されます。
- 波形およびヒストグラム モニタに、0% と 100% でのクリッピングではなく、全範囲(-7.3% ~ 109.1%)が表示されるようになりました。0 ~ 100% より外側のエリアは、ヒストグラム モニタにグレーで表示されます。全範囲の色は、外部モニタのプレビューや Rec.709/Rec.2020 への HDR レンダリングでもサポートされます。
- [コピー]ペインに[Sony Professional Disc のパーティションを作成]チェック ボックスが追加されて、セグメント化したボディ パーティションがある XDCAM ファイルをコピーできるようになりました。
- [コピー]ペインに[Segmented Body Partitions の作成]チェック ボックスが追加されて、セグメント化したボディ パーティションがある XAVC Intra および XAVC Long ファイルをコピーできるようになりました。
注意:
セグメント化したボディ パーティションで作成されたファイルは、一部の Sony 製のカムコーダ、デッキ、またはサーバーで正しく認識されない場合があります。
- [インスペクタ]ペイン([インスペクタ]>[メタデータ]>[ファイル]>[メディア])に、[MXF パーティション スタイル]([1 つのボディ パーティション]または[セグメント化したボディ パーティション])を表示するサポートが追加されました。
- クリップのすべてのマーク ポイントを削除するサポートが追加されました([メタデータ]>[マーク ポイント]>[削除]>[すべて削除])。
- [リモート サーバーの追加]ダイアログに[プロトコル]ドロップダウン リストが追加されて、[FTPS(Explicit モード)]または[FTP]を選択できるようになりました。
- DXVA2 デコードを使用した NVIDIA GPU での AVC/H.264 クリップの DXVA2 デコードのサポートが追加されました。サポートしているコンピュータを使用すると、AVC/H.264 ビデオ ファイルのデコードにおいて処理性能が向上します。
- 再生設定を[速度]または[リアルタイム]に設定した場合に、QFHD 以上の解像度と 50p 以上のフレーム レートを使用した XAVC Long 422 クリップの再生パフォーマンスが改善されました。このモードでは、フレーム レートの維持に必要な場合はフレームがスキップされます。
- MainConcept エンコーダを使用してレンダリングされた XAVC クリップで、ビデオ ストリームの HLG および PQ メタデータが正しく維持されるようになりました。
- [キャプチャ ガンマ式]メタデータ フィールドでの[Cinematone 1]または[Cinematone 2]の表示のサポートが追加されました。
- [エクスポート]ペインの[オーディオ チャンネル]コントロールの設定がトランスコード プリセットに保存されるようになりました。
- [トランスコード ツール]の[設定の保存]スイッチが削除されました。
- サムネイル画像のロード機能をオフにして、FTP デバイスのパフォーマンスが向上しました。
- Intel ビデオ処理デバイスを使用すると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 不正な形式のメタデータを含んでいる一部の AVC クリップを開こうとすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 24 または 32 チャンネル オーディオを含んでいる XAVC Intra クリップを開こうとすると、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- 場合により、自動的に追加されたビンを選択する際、ライブラリを切り替える際、またはレンダリングを開始する際に、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- マウントされた NAS デバイスに別のユーザーが接続した場合に、アプリケーションのクラッシュを引き起こす可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
- 一部の HD 解像度クリップを QFHD XAVC Intra または XAVC Long フォーマットにトランスコードする際に、黒フレームが表示される可能性があったバグを修正しました。1 GB 以下の GPU メモリを搭載したシステムまたは Intel GPU と 1,536 MB 以下の GPU メモリを搭載した macOS システムでは、高画質デインタレースを利用できなくなったことにご注意ください。
- XDCAM IMX レンダリングをキャンセルした後、Catalyst レンダリング プロセスが引き続きバックグラウンドで実行されて、その他のレンダリング処理ができなくなるバグを修正しました。
- [エクスポート]ペインのオーディオ チャンネルの割り当て機能を使用したときに、オーディオ チャンネル 1 と 2 を別々にマップできないというバグを修正しました。
- クリップのコピー後、正しくロードされない可能性があったバグを修正しました。
- 別のファイルを選択し、[OK]をクリックして変更を保存した後、メタデータの変更を[メタデータ]ペインで保存できない可能性のあったバグを修正しました。
- [色調整]を[すべて]に、[色空間の出力]を[プレビューと同じにする]に変更すると、[エクスポート]ペインで[形式]および[レンダリングのプリセット]ドロップダウン リストの設定が使用できなくなる可能性があったバグを修正しました。
- 一部のファイル タイプでソースの色空間が正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。
- HD 外部ビデオ モニタで QFHD ソースをプレビューすると、外部プレビューのブラーが発生する可能性があったバグを修正しました。
- HD 外部モニタ上で QFHD クリップが正しいアスペクト比で表示されない可能性があったバグを修正しました。
- 「'」キーボード ショートカットを使用すると、[色の調整]ワークスペースでクリップ リストまたはスパンされたクリップを開けてしまうバグを修正しました。[色の調整]ワークスペースでは、クリップ リストまたはスパンされたクリップは使用できません。
- 場合によっては[エクスポート]ペインの[出力色空間]設定が間違って[プレビューと同じにする]に設定される可能性があったバグを修正しました。
- クリップの色調整を再設定した後、[エクスポート]ペインの[色調整]ドロップダウン リストに間違った設定が表示される可能性があったバグを修正しました。
- リニア ガンマを示す RAW 以外のビデオ ファイルで間違ったカラー マネジメントを引き起こすバグを修正しました。
- EDL へのインポート後、[最適な一致]レンダリング プリセットで誤った解像度が使用される可能性があったバグを修正しました。
- EDL のトランスコーディング中に、[フリップおよびストレッチの設定を使用する]チェックボックスが使用できなくなる可能性があったバグを修正しました。
- HDR クリップを YUV SDR 形式にトランスコーディング中に劣化が発生する可能性があったバグを修正しました。
- 一部の MXF ファイルでマーク イン/アウト ポイントまたはサマリーおよびマーク ポイント メタデータに加えた編集を保存できない可能性があったバグを修正しました。
- クリップのカメラ ISO と EI が同じでない場合、誤った出力の可能性があったバグを修正しました。
- [新しい空のクリップ リスト]コマンドが[ツール]メニューに表示されないというバグを修正しました(macOS のみ)。
- クリップをトランスコードする際の残り時間の推定精度が向上しました。
- .cpreplib ファイルを開くときにライブラリを開くことができないというバグを修正しました(macOS のみ)。
- 名前変更の後で、ビンが正しくソートされないというバグを修正しました。
- ファインダーでクリップが開けなかったバグを修正しました(macOS のみ)。
- ストーリーボードを 1 つのファイルとしてエクスポートすると、[ファイル名]ボックスに間違ったファイル拡張子が表示される可能性があったバグを修正しました。
- DPX 形式へのレンダリングまたはトランスコーディングが失敗する可能性があったバグを修正しました。
- ディスクからクリップを削除し、関連するソース ファイルを削除する際に、DPX または OpenEXR 画像シーケンスの最初の画像しか削除されない可能性があったバグを修正しました。
- 検索結果を検索対象のビンまたはフォルダーに制限できない可能性があったバグを修正しました。
- クリップを削除した後、クリップ リストの選択が解除される可能性があったバグを修正しました。
- 一部の設定を変更する際に、[オプション]で意図しないスクロールを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- [オーディオ チャンネル]コントロール上にマウス ポインタを置くと、[エクスポート]ペインでスクロールできない可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
- 24 ビットのビッグ エンディアン形式のオーディオに歪みが発生する可能性があったバグを修正しました。
- アクティビティ ペインのオーディオ メーターで間違ったデータが表示される可能性があったバグを修正しました。
- セカンダリ プレビュー ウィンドウを有効にすると、[プロジェクト]メニューが正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。
- フォルダーの参照時にディレイが発生する可能性があったバグを修正しました。
- セカンダリ プレビュー ウィンドウを有効にすると、[オプション]メニューが正しく表示されない可能性があったバグを修正しました(macOS のみ)。
- タイムラインの最初と最後にマーク ポイントを作成できない可能性があったバグを修正しました。
- [プロジェクトのエクスポート]、[プロジェクトのレンダリング]、および[共有]ダイアログでファイル名を入力する際、一部の文字が無視される可能性があったバグを修正しました。
- メディア ブラウザで I ショートカット キーと O ショートカット キーを使用してカーソルをマーク インおよびマーク アウト ポイントに移動できないというバグを修正しました。
- ファインダーから[Catalyst Prepare]ウィンドウへフォルダをドラッグできないというバグを修正しました(macOS のみ)。
バージョン 2018.1 での主な不具合解消/変更
- [エクスポート]ペインに[Sony Professional Disc のパーティションを作成]チェック ボックスが追加され、セグメント化したボディ パーティションがある XAVC Intra、XAVC Long、および XDCAM ファイルをレンダリングできるようになりました。
注意:
セグメント化したボディ パーティションで作成されたファイルは、一部の Sony 製のカムコーダ、デッキ、またはサーバーで正しく認識されない場合があります。
- 色空間の選択、色調整の適用、および色調整付きクリップのトランスコードを行うカラー マネジメント ワークフローが改善されました。
- [オプション]に複数のカラー マネジメント設定がまとめられました。[グレード イン]が[作業色空間]に変更され、[色空間の表示]設定が[プレビューの色空間]および[外部モニタの色空間]に変更されました。
- [色の調整]モードで、[インスペクタ]ペインに[プレビューの色空間]と[外部モニタの色空間」(外部モニタが有効な場合)が表示されるようになりました。選択された色空間が、ソース色空間に対応しておらず、エクスポートできない場合は、警告が表示されます。
- 色調整付きクリップをエクスポートする場合、トランスコードされたクリップがプレビューと一致するように、[出力色空間]が[プレビューの色空間]または[外部モニタの色空間]に基づいて指定されるようになりました。
- 色調整付きクリップをエクスポートする場合、出力形式とトランスコード プリセットは、選択されている出力色空間でサポートされているものに限定されます。
- [エクスポート]ペインの[トランスコード ツール]メニューを使用して、トランスコード プリセットのロード、保存、および削除を行えるようになりました。
- トランスコード時にオーディオ チャンネルをマップするサポートが追加されました。
- トランスコード時にウォーターマーク画像を追加できるようになりました。
- [レターボックス/ピラーボックス領域でタイムコードを許可]チェック ボックスが[レターボックス/ピラーボックス領域内への書き込みを許可]に変更され、トランスコードされたファイルのレターボックス/ピラーボックス領域にタイムコードとクリップ名を書き込むことができるようになりました。チェック ボックスをオフにすると、タイムコードとクリップ名の書き込みはソース フレーム領域に制限されます。
- クリップ、EDL、およびストーリーボードのトランスコードやフラッシュバンドの補正を行う際に、保存されていたトランスコード設定が適用されるようになりました。
- [整理]モードのファイル参照ダイアログで、[お気に入りフォルダ]、[デバイス]、[最近使用したフォルダ]、[ビン]、および[ストーリーボード]のヘッダーを展開したり折りたたんだりできるようになりました。
- クリップをコピーする際の残り時間の推定精度が向上しました。
- [コピー]ペインと[エクスポート]ペインで[ファイル名の変更]チェック ボックスを使用する際のクリップの番号付けが改善されました。別の出力先を選択するか、[番号付け]ドロップダウン リストから別の設定を選択すると、クリップ番号がリセットされるようになりました。
- 一部の AVC クリップを再生する際のパフォーマンスが改善されました(macOS のみ)。
- Sony Ci にアップロードする際にユーザー名/電子メールとドメインを使用したログイン方法をどちらも使用できるようになりました。
- ストーリーボードを開いた直後に別のクリップに移動するために ] を押すと、アプリケーションがクラッシュするバグを修正しました。
- クリップのメタデ-タを編集し、別のクリップを開き、[メタデータは再ロードされています。変更を保存しますか?]ダイアログで[OK]をクリックすると、アプリケーションがクラッシュするバグを修正しました。
- [ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストで[Intel HD Graphics 4000]を選択した場合に、セカンダリ ウィンドウでクリップをプレビューするとアプリケーションがクラッシュするバグを修正しました。
- ストーリーボードの複数の時間をトランスコードすると、アプリケーションのハングを引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- ストーリーボードのエクスポート後に、アプリケーションが間違った形式を使用してエクスポートする可能性があったバグを修正しました。
- XAVC Intra HD クリップのコピー時に、[マーク ポイント間のみをコピー]設定が無視されるバグを修正しました。
- DPX 形式または OpenEXR 形式にエクスポートする場合に、既存のファイルの置換を促すメッセージが表示されたときに[既存のファイルを保持]をクリックしてもファイルが上書きされるバグを修正しました。
- [色の調整]ワークスペースで[プレビュー]設定を[適用前]と[適用後]に切り替えたときに、ビデオ プレビューに黒フレームが表示されるバグを修正しました。
- [ソース]色空間設定を変更すると、[色の調整]ワークスペースで[変換先]設定が正しく反映されない可能性があったバグを修正しました。
- 一部の macOS コンピュータで AVC 8 ビット 4:2:0 クリップを表示およびレンダリングするときに、ビデオ レベルが不正確になるバグを修正しました。
- [ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストで[CPU]を選択した場合に、色補正コントロールを調整すると、再生のズーム率が予期せず変更されてしまうバグを修正しました。
- クリップをスクラブすると、特にインタレースメディアでビデオ再生パフォーマンスが低下するバグを修正しました。
- macOS 上で一部の MOV クリップを再生しようとすると、再生パフォーマンスが低下し、メモリが過剰に消費されるバグを修正しました。
- フォルダを選択している場合にライブラリ クリップの再リンクに失敗するバグを修正しました(Windows のみ)。
- [色の調整]ワークスペースで RAW クリップの露出指数値が正しく表示されないバグを修正しました。
- セカンダリ ウィンドウが表示されている場合に、[ループ再生]コントロールと[再生設定]([速度/品質]と[リアルタイム/すべてのフレーム])コントロールが無視されるバグを修正しました。
- ストーリーボードをエクスポートし、[個別のファイルとしてクリップをレンダリング]、[1 つのファイルとしてストーリーボードをレンダリング]、および[ストーリーボードをプロジェクトとしてエクスポート]ラジオ ボタンのいずれかを選択したときに、最後に使用したレンダリング設定が保存されないバグを修正しました。
- クリップの選択を変更すると、[エクスポート]ペインに[出力色空間]設定が正しく表示されないバグを修正しました。
- トランスコードを行い、Sony Ci にアップロードしたときに、前回のユーザーのレンダリング設定が適用されないバグを修正しました。
- YouTube にアップロードしたときに、最後に使用したレンダリング設定が正しく適用されないバグを修正しました。
- サポート対象外のクリップを選択していても[エクスポート]ボタンを使用できてしまうバグを修正しました。
- Sony Ci にアップロードしたときに、[共有]ペインにユーザーのログイン ステータスが正しく表示されないバグを修正しました。
- タイトル、説明、またはタグに < または > 文字を使用した場合に、YouTube にクリップをアップロードできないバグを修正しました。
- macOS 上で一部の H.264 .mov クリップが 2 倍速で再生されるバグを修正しました。
- 一部の H.264 .mov クリップが高速で再生されるバグを修正しました。
- EDL をエクスポートするか、またはフラッシュ バンドを補正し、[トランスコード先]ダイアログの中央の空白部分をクリックしたときに、[エクスポート]ボタンが使用できなくなるバグを修正しました。
- [エクスポート]ペインで[ファイル名の変更]を選択し、[番号付け]ドロップダウン リストで[2 桁]または[3 桁]を選択したときに、クリップの番号付けが正しく行われないバグを修正しました。
- [エクスポート]ペインで[ファイル名の変更]を選択したときに、選択した形式ではなく最後に使用した形式でクリップがレンダリングされるバグを修正しました。
- クリップが[EDL のインポート]ダイアログに表示されるバグを修正しました。
- 分割画面プレビュー モードで、[色の調整]ワークスペースの分割ラインをダブルクリックしたときに、分割位置がリセットされないバグを修正しました。
- クリップを同じディレクトリに複数回エクスポートする際、[スタート タイムコード変更]の設定が無視される可能性があったバグを修正しました。
- トランスコード中に[レターボックス/ピラーボックス領域内への書き込みを許可]が選択されている場合、間違ったタイムコードが書き込まれる可能性があったバグを修正しました。
- オプションで[ビデオ処理デバイス]を[CPU]に設定して SD MXF をプレビューする場合に、誤ったアスペクト比が適用される可能性があったバグを修正しました。
- [ビデオ処理デバイス]が[CPU]または[GPU]に設定されていると、MPEG2 クリップで色の変化を引き起こす可能性があったバグを修正しました。
- ProRes 422 クリップのソースの色空間が正しく識別されないバグを修正しました。
- [ソースのバックアップ]ダイアログを使用する際に、[ベリファイ モード]ドロップダウン リストが正しく機能しないというバグを修正しました。
- セカンダリ モニタでアプリケーションを実行した後に、セカンダリ モニタが切断された状態でアプリケーションを再起動すると、アプリケーションが表示されない場合があります。[Ctrl]と[Shift]を押しながら、アプリケーションを再起動すると、アプリケーション設定がリセットされます。
- 4K メディアのシステム要件を満たしていないシステムで 4K クリップを再生すると、ビデオのプレビューにノイズが表示されることがあります。
- ASC-CDL(.cdl)ファイルを既知のフォルダ構造に保存すると、このファイルが[ASC-CDL のロード]ダイアログに表示されません(XAVC、XDCAM ボリュームなど)。ASC-CDL ファイルを標準フォルダなどの一般的な場所に保存すると、これらをロードできるようになります。
- Intel HD Graphics グラフィック アダプタを搭載した一部のノート パソコンで、アプリケーションの起動が失敗することがあります。グラフィック アダプタの最新ドライバを手動でダウンロードおよびインストールするには、https://downloadcenter.intel.com をご覧ください。
- アプリケーションに「GPU アクセラレーションを使用するには、OpenCL 1.1 バージョンをサポートする互換性のあるグラフィック カードが必要です。更新されたグラフィック ドライバーをインストールするか、互換性のあるグラフィック カードをインストールしてください。」というメッセージが表示された場合は、新しいバージョンのグラフィック ドライバーをインストールしてください。インストールできない場合は、次の Web サイトから Intel OpenCL CPU Runtime をインストールしてください:https://software.intel.com/en-us/articles/opencl-drivers
- 高解像度のクリップをプレビューする際にスムーズに再生されない場合は、[ビデオ プレビュー]ウィンドウにある拡大鏡をクリックし、プレビューの解像度を下げてください。
- メタデータを MXF 以外のファイル(およびフォルダ構造にない一部の MXF ファイル)に保存することができません。
- 一部のシステムでは、Intel HD Graphics Driver for Windows 8.1 バージョン 10.18.15.4279 を使用すると、トランスコードが失敗する場合があります。Intel から最新ドライバをダウンロードして使用してください。
- Blackmagic Design SDI または UltraStudio デバイスを通じて外部モニタを使用する場合は、Blackmagic Design Desktop Video 10.1.1 以降のバージョンが必要です。
- スパンされた AVCHD クリップにおいて、クリップ間のトランジションをプレビューすると、オーディオとビデオにノイズが生じることがあります。スパンされている AVCHD クリップのトランスコードは実行できません。これらを使用する前にローカル ドライバにクリップをコピーすることをお勧めします。
- SxS カードをフォーマットする必要がある場合は、Memory Media Utility を使用してください。
- XDCAM Professional Disc ボリュームをフォーマットまたはファイナライズする必要がある場合は、XDCAM Drive Software を使用してください。
- Windows 上で exFAT でフォーマットされた SxS カードにトランスコードすると、トランスコード パフォーマンスが低下する可能性があります。
- ストーリーボードをエクスポートする際、デフォルトで保存先のフォルダから Home フォルダにエクスポートが行われると、エクスポートに失敗します。別のフォルダを選択するとエクスポートが正常に完了します(macOS のみ)。
- クリップを Catalyst Prepare にインポートした後、Catalyst Browse で編集したメタデータとマーク イン/アウト ポイントが維持されない場合があります。Catalyst Prepare を閉じて再度開くと、キャッシュされたメタデータが更新されます。
- ストーリーボードのロードが完了する前にストーリーボードを編集すると、アプリケーションがクラッシュする可能性があります。
- 一部のコンピュータで、起動/登録時にアプリケーションがハングする可能性があります。グラフィック ドライバを更新すると、アプリケーションを正常に起動できるようになります。
- Catalyst Prepare 2.0 以前のバージョンで作成したライブラリを使用すると、ライブラリ内の外部フォルダがビンとして表示されます。
- Final Cut Pro X 形式にエクスポートされた Catalyst Prepare プロジェクトを DaVinci Resolve で開く場合に、DaVinci Resolve タイムラインのフレーム レートが Final Cut Pro プロジェクトのフレーム レートに一致していると、色補正情報(リフト、ガンマ、およびゲイン)がインポートされることがあります。
- Catalyst Prepare 2015.1 を使用して[温度]調整が含まれるカラー プリセットを作成した場合、Catalyst Browse または他のバージョンの Catalyst Prepare にプリセットをロードすると、[温度]値が正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。実行先アプリケーションの[温度]値を調整し、これを使用してプリセットをもう一度保存することができます。
Catalyst Browse または他のバージョンの Catalyst Prepare で作成されたカラー プリセットを Catalyst Prepare 2015.1 にロードすると、[温度]値が正しく表示されません。Catalyst Prepare 2015.1 の[温度]値を調整し、これを使用してプリセットをもう一度保存することができます。
- 複数の GPU を搭載した(AMD GPU × 1 と、Intel または NVIDIA GPU × 1)一部の Windows 10 システムで Catalyst アプリケーションがクラッシュする可能性があります。AMD GPU ドライバの最新情報を確認してください。http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/AMD-Radeon-Software-Crimson-Edition-16.1-Hotfix-Release-Notes.aspx を参照してください。
- 10 ビット XAVC HSクリップのハードウェア デコードは、Intel Skylake U、H、および S プロセッサでサポートされています。
- Optical Disc Archive ボリュームで複数のディスクのクリップを操作する際に、ディスクを切り替えると、再生が一時停止する可能性があります。再生が中断される場合は、ローカル ドライブにクリップをコピーしてください。
- AMD Radeon GPU を使用する一部の Windows 7 コンピュータで、[セカンダリ ウィンドウの表示]が選択されている場合、再生時にアプリケーションがクラッシュする可能性があります。
- スパンされたクリップは、Catalyst Prepare ライブラリでの使用を想定していません。ただし、バグによってスパンされた AVCHD クリップがライブラリに追加されます。色補正を適用したり、イン/アウト ポイントを調整したり、ストーリーボードにスパンクリップを追加したりすると、一貫性のない動作が発生する可能性があります。
- [個別のファイルとしてクリップをレンダリング]と[マーク イン/アウト ポイントを使用]をオンにしてストーリーボードをエクスポートすると、開始と終了のタイムコード値が維持されません。
- アプリケーションのユーザー設定をデフォルト値にリセットする場合は、[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながらアプリケーション アイコンをダブルクリックします。アプリケーションを起動すると、すべてのユーザー設定のリセットを求めるメッセージが表示されます。
- DPX 画像シーケンスを操作する際に、次の機能は使用できません。名前の変更、削除、選択範囲からのストーリーボードの作成、ライブラリまたはフォルダへのコピー、Ci へのアップロード、およびフラッシュ バンドの補正。
- クリップ リストとそのクリップを FAM を介して XDCAM デバイスにコピーするときに、クリップの UMID データが書き換えられてしまいます。そのため、メディア リンクが破損して、コピー操作に失敗します。
- 大きくなる MXF クリップを FTP を介して PDW-HD1500 にコピーしようとしても、失敗する可能性があります。
- ファイル名にバックスラッシュ(\)が含まれているクリップをプレビューすると、「メディアはオフラインであるか、見つからないか、サポートされていません。」というエラー メッセージが発生するおそれがあります(macOS のみ)。
- XDCAM Station または Professional Disc ボリュームから MXF クリップを表示した場合に、Catalyst Prepare で sidecar.xml からメタデータが読み込まれるようになりました。これにより、パフォーマンスは向上しますが、インスペクタで表示されるメタデータのセットが縮小される可能性があります。
- 無効なライセンス ファイルのため Catalyst Prepare が起動に失敗した場合、次回アプリケーションの起動時に正しいライセンス ファイルが選択されるようアプリケーションのユーザー設定をリセットすることができます。
- Windows:アプリケーションが起動する間、[Shift]キーと[Windows]キーを押したままにします。
- MacOS:アプリケーションが起動する間、[Shift]キーと[Command]キーを押したままにします。
- macOS 10.13(High Sierra)を実行している一部のコンピュータで、セカンダリ ウィンドウを有効にした状態でクリップをプレビューすると、表示に一貫性がなくなったり、ハングやクラッシュが発生したりする場合があります。
- macOS 10.13(High Sierra)を実行している一部のコンピュータで、ストーリーボードに色補正を適用すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
- macOS 10.13(High Sierra)を実行している場合、Professional Disc および Optical Disc Archive ボリュームにアクセスできません。デバイス ドライバ更新のリリース時に、サポートが有効になります。XDCAM Drive Software および Optical Disc Archive Software の最新情報については、https://www.sonycreativesoftware.com/download/software_for_sony_equipment を確認してください。
- macOS High Sierra(10.13)で破損したビデオ プレビューや再生パフォーマンスの低下に気付いたら、最新の High Sierra アップデートをインストールしてシステムが最新のグラフィック ドライバを使用していることを確認してください。
- XAVC Intra、XAVC Long、および XAVC S 形式にトランスコードする際、一部の Windows PC でエラーが発生する場合があります。この問題は、Windows Update を実行するか、Microsoft Visual C++ 2017 Redistributable を手動でインストールすることで解消されます。
- スパンされた AVCHD クリップをプレビューするときに、クリップ間のトランジションにブロッキング ノイズが生じることがあります。[リレー クリップの結合]コマンドを使用すると、新しいクリップの再生時にこのノイズは生じません。
- クリップをまだロードしている間にクリップを削除しようとすると、Professional Disc ボリュームからのクリップの削除に失敗する可能性があります。メインの[ビデオ プレビュー]ウィンドウまたはインスペクタの[プレビュー]ウィンドウに[ロード]アイコンが表示されていないことを確認した後、クリップの削除を再度試みてください。
- Enterprise Email(SSO)アカウントを使用して Ci ワークスペースにログインしようとすると、正常にログインできません。この問題について、現在鋭意調査中です。
- [オプション]の[ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストからいずれかの NVIDIA GPU を選択すると、場合によっては macOS コンピュータの再生性能が低下する可能性があります。この場合、[ビデオ処理デバイス]ドロップダウン リストから Intel GPU を選択してください。
- NVIDIA GPUが搭載されている一部のコンピューターでは、[ヒストグラム]ウィンドウと[スコープ]ウィンドウで点滅が発生する可能性があります。最新のNVIDIAドライバーに更新してください。
- 録画中にレンズを取り外して再度取り付けた場合、MP4クリップのクリップの手ブレ補正に失敗する可能性があります。
- PZW-4000コマンドのフォーマットはmacOSCatalinaでは失敗します。
- セカンダリビデオ プレビュー ウィンドウが最大化されると、アプリケーションがフリーズする可能性があります(macOSのみ)。
- Catalyst 2019.2.2またはそれ以前からのアップグレードの場合、IntelGPUが搭載されている一部のシステムでアプリケーションが起動しない場合があります。これが発生した場合は、Intel GPUドライバーを更新してください(同じバージョンを再度インストールしても問題は解決しません)。
- Intel GPU 上で手ブレ補正を実行した場合、UI の一部が白くなる場合があります。この問題は最新の Intel GPU driver で改善される場合があります。また、この問題が発生した場合でも、手ブレ補正のレンダリング結果には影響がありません。
Catalyst Prepare の使用に必要な動作環境は次のとおりです。
- 64 ビット オペレーティング システム:Microsoft® Windows 10 またはmacOS 10.13 (High Sierra), 10.14 (Mojave), or 10.15 (Catalina)
- 2GHzマルチコア プロセッサ
- 4Kメディアには8コアプロセッサを推奨
- XAVC Sメディアには、Quick Sync VideoまたはXeonE5プロセッサが搭載されているIvy Bridge Core i7を推奨
- 4:2:0 XAVC HSメディアには、Quick Sync Videoが搭載されているKaby Lake Core i7プロセッサーを推奨
- 4:2:2 XAVC HSメディアにはQuick Sync Videoが搭載されているIce Lake Core i7プロセッサーを推奨
- 500 MB 以上のハードディスク空き容量(プログラムのインストール用)
- 4Kまたはそれ以上のメディアにはソリッド ステート ディスク(SSD)または高速RAID
- 8 GB RAM(4Kまたはそれ以上のメディアには16 GBを推奨)
XAVC Long 422 3840x2160 200 Mbps(Sony) トランスコーディングプリセットには、16 GB以上のRAMが必要です。さらに、専用の GPU をご使用の場合は、4 GB 以上の GPU メモリも必要になります。
- 少なくとも1024 MBのメモリを搭載した OpenCL 1.1 以上をサポートする NVIDIA、AMD/ATI、または Intel GPU か、あるいは SSE 4.2 以上の CPU
- 最適なパフォーマンスを得るには、OpenGL 2.1を推奨
- ビデオの手ブレ補正処理には、OpenGL 4.1 が必要です。
- 4K プレビュー、HDレンダリング、またはHDビデオの手ブレ補正処理には 4 GBを 推奨
- XAVC S または XAVC HS メディアのデコードには6GBのGPUメモリを推奨します。また、NVIDIA、AMD / ATI、またはIntelの最新のGPUドライバーバージョンを使用することを推奨します。 macOSは、XAVC S または XAVC HS メディアのソフトウェアデコードを提供します。
- 4Kレンダリングまたは4Kビデオの手ブレ補正処理には、6 GBのGPUメモリを推奨
- 8Kレンダリングには 8 GBのGPUメモリを推奨
- 8Kビデオの手ブレ補正処理には、10 GBのGPUメモリを推奨
このソフトウェアを有効にするには、米国の Sony Creative Software, Inc. に登録情報を提供する必要があります。製品のオンライン登録が必要です。
インストール ユーティリティによって、Catalyst Prepare で必要なフォルダとファイルのすべてがお使いのコンピュータに作成およびコピーされます。
Windows へのインストール
- 当社の Web サイトからインストール ユーティリティをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面の指示に従って、Catalyst Prepare の該当するバージョンをコンピュータにインストールします。
macOS へのインストール
- 当社の Web サイトから Catalyst Prepare DMG ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードした .dmg ファイルをダブルクリックします。
- コンピュータ上のインストール先のアプリケーション フォルダに Catalyst Browse アイコンをドラッグします。
Sony Creative Software Inc. のその他の製品の情報または試用版/デモ バージョンをご希望の場合は、弊社の Web サイトをご覧ください。このサイトには、Sony Creative Software Inc. の最新技術情報、試用版、デモ、製品に関するお知らせが掲載されています。
試用版およびデモを商用目的で配布するには、Sony Creative Software Inc. の書面による許可が必要です。
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Sony Creative Software Inc. のお問い合わせ先は以下のとおりです。
住所:
Sony Creative Software Inc.
1 S. Pinckney St.
Suite 520
Madison, Wisconsin 53703
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カスタマー サービス/セールス
テクニカル サポート
テクニカル サポート オプションについて詳しくは、https://www.sonycreativesoftware.com/support/default.asp をご覧ください。
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XDCAM、XDCAM EX、XAVC、XAVC S、NXCAM、SxS、および Professional Disc は、Sony Corporation の商標です。
その他の商標および登録商標は、米国およびその他の国におけるそれぞれの所有者の商標または登録商標です。詳しくは、 https://www.sonycreativesoftware.com/licensenotices を参照してください。
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